少し前からであるがとても気になる事がある。

ずいぶん前から普及されてきた携帯できる小型音楽再生機。

携帯電話機種でもヘッドフォンにつなぎ聞く事ができるものがある。

音楽ファンには便利なものだろう。

さかのぼる事25年程前に「ウォークマン」と呼ばれた小型カセットテープ再生機が発売され人気を呼んだ。

私もその流行の中音楽を聴きながら大学生の頃はスクーターに乗って走っていたものである。

半年前ぐらい前のある日の事であった。

狭い視界の悪い道を車で走行中十字路の交差点に来たので一旦停止をした。

右方向から若い男性が歩いてくるのがわかった。

彼は停止している私の車の前を横切った。

歩く速度を緩めずに私の車の方向も確認せずにうつむいたまま横切ったのである。

そこに車が止まっている事を知っていたのかどうかはわからないが彼の頭の中ではヘッドフォンから流れる何かを聞きながら歩いていた事には違いない。

自転車でそのようなスタイルで運転している人も良く見かける。

耳から入る情報が好みの音楽としたならその場所での環境音はシャットアウトされる。

その音楽などに聴き入っていればなおさら視界は狭まっているはずである。

『自分は安全』とでも思っているのだろうか?

人間は視界に入らない情報を耳から取り入れ360°の周りで起きていること敏感にとらえフォローしているのではないだろうか?

そのヘッドフォンを付けて歩いている人たちは明らかに180°以下の視界のみで走行している事になる。

車を運転している人も大音量のカーステレオで音楽を流していれば近い状態ではないかと思うがひとつ言える事は鉄のかたまりにある程度は保護されている多少なりとも歩行している人に比べれば直接的なダメージは軽減する理屈となる。

個人の時間を有効に取り入れ楽しむ事は悪い事ではないがその「個人」を優先させる事で周りにいる「個人」に迷惑をかける事もあるだろう。

周りで何か音がしたら振り向く事のできる音量で聞きながら走行できる配慮を考えてほしいものだ。

「無関心の個人主義」

これからも増幅して行くのだろうか?

私も少なからずその考えがない事もないが気に留める努力はしようと思う。

何はともあれ無事が一番良い事である。

野球とは関係ない事ではあるが気にかけてみてはいかがですか?