'これが修身だ'という本が昭和45年に小池松次著により出版された。
内容は、明治37年から昭和20年までの国定小学校修身教科書と、国語教科書の中から現代でも立派に通用する92編を選び出して編集したもの。
しかし、当時のマスメディアからは時代錯誤だ、と非難を浴びせられ、ほとんど売れずにいた。
その本を、なんと米国のレーガン政権下の教育長長官ベネットが注目して、教育改革のために英語版のThe Book of Vertuisを出版。
3000万部という驚異的なベストセラーになった。
それ以来、米国の家庭では道徳教育の副読本として、低学年児童に対して広く普及している。