友人知人との会話で、子供を批判するような事を言う親がいます。
「あいつは全く勉強しない」
「あいつは馬鹿で、物覚えが悪い」
「あいつは集中力が全くない」
などです。
友人や知人が家に訪ねてきて、このような話をするのです。
知人で寺の住職がいますが、たまに訪ねるとその坊さんは必ず子供の批判を言います。
子供はそばで親の会話を聞いています。
その子供の心には一体何が起こっているでしょうか?
まるでじゅうたん爆撃をくらったように一面焼け野原になっています。
花も草木もまったく生えていません。
花がひとつも咲かないような心をもった子供は、どのような人間に育つでしょうか?
人に親切にすることができるでしょうか?
人に感謝することができるでしょうか?
人の言う事を素直に聞く事ができるでしょうか?
まず、無理です。
なぜなら、子供の心は焼け野原で荒廃しているからです。
子供の前で話す親の会話では、子供の批判などする必要ないのです。
もちろん、子供がいなくてもです。
その場にいなくても、以心伝心で伝わるからです。
どうせするなら、子供の長所をほめるような会話をしてください。
勉強きらいなら、
「あいつは外で自然の中で遊ぶのが得意だ」
長く机に向かって集中できないなら、
「あいつは、友達とゲームになると夢中で遊ぶことができる」
人の言う事を聞かないなら
「自己主張が強くて将来が楽しみだ」
と言った感じです。
これは一例ですが、とにかく自分の子供を親がけなすような事を人と話すというのは、
ものすごい破壊力を持っているのだ、ということを認識してください。
子供の心で何が起きているのか、外からはわかりません。
しかし、数年後、数十年後、表面に現れてきます。
それは、人に攻撃的な態度をとるとか、感謝ができない、
素直に人の言う事をきかない、人に優しくできない、などといった態度です。
子供の心にじゅうたん爆撃を与えるのではなく、草木や花を育てるようにしてください。
そうすれば、あなたの子供は豊かな心を持った人間に育つでしょう。
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