親がいなくなるってどんな感じなんだろう?
以前友人のお父様のお通夜に伺った時から
時々思っていました。
実際に両親とも他界した今
すごく思うのは
生きていた頃より
亡くなってからの方が
親の人柄や生きざまを感じるなぁ
ということです。
例えば
多分父にはナイショで受けていたであろう
どっさりの通信教育の生け花の教本
テレビの情報番組で得た
健康に関するメモ
家のそこここに
浄化のために置いた炭
そういう遺品たちを見つけた時に。
父はといえば
とにかく写真撮影が好きだったので
どこに行ったのか
誰と行ったのか
何をしていたのか
何が好きだったのか
よくわかる
その中で
母の写真がやたら多い
私が嫁いだ後
日本全国様々な所を旅行していた。
青森、山形、那須、山梨、長野、伊勢、
長崎、沖縄、石垣島
などなど
どこに行っても、
母を名所の前に立たせ
パチリ
つつじの前でパチリ
梅の木の下でパチリ
ポピーの花畑の中に座らせてパチリ
ありとあらゆる所で母を写している
でも、母はなかなか笑わない
照れているのか
めんどくさいのか
変な顔してる
仏壇に母の笑顔の写真が欲しいのに
なかなか見つけられない
でも、懲りずに父は
母を撮り続けている
母が先に逝ってしまった時は
「お母さん、どうして先に逝ってしまったんだよ」
と言っていた。
お互いに相手のこと、
かなり愚痴っていたの知ってるんだけど
なんだかねぇ
夫婦って
いると文句が出るけど
いなくなると淋しいんだね
両親ともにいなくなってもなお
いや、
いなくなったからこそ
新しい関係性ができるような感覚
目にはみえないけれど
残してくれた言葉や
日常の思い出
大切にしていた生き方
そういうものが
これからもずっと私の心に
在り続けるのだと感じています。
もちろん、大の仲良しだった妹も


