日本国債がなぜ急落・破綻しないのかを
「ハイブリッド・バブル」という言葉を用いて解説してくれています。
説得力のある論理で、
実際日本国債が急落・破綻しない理由は、これらの著者の述べる要因が
重なって実現しているからでしょう。
ただ、本書後半に日銀が異次元の量的緩和を始めた2013年4月から
崩壊に向けて動き出した、という論旨は納得できません。
今まで平衡がとれていたこのハイブリッド・バブルという環境が、
「日銀」というプレイヤーが参加しただけで簡単に崩壊するのでしょうか?
ただ単に、本書で述べているテールリスクを無視する「限定合理的な投資家」が
増えるだけの話のような気がします。