こないだ読んだ株式投資の本でも、
株価の動きのベースとなるものにハッとさせられましたが、
今回のこの本では、為替の中長期的な動き
(なぜ弱い日本の円が上昇し続けるのか?)を
明確に説明してくれています。
ひとつは、
日本がデフレであること。
デフレ=お金の価値が上昇
することであり、それはつまりインフレの発生している国
(=お金の価値が下落)より
デフレの国の通貨の価値は必然的に上昇してしまう。
ふたつめは、
日本の経常収支が大きいこと。
貿易収支、所得収支とも黒字を続けており(2011年の貿易収支は赤字でしたが)
日々必ず日本円を買う需要が発生すること。
つまりは、日本円は買われる理由などいらないと端的に説明しています。
そして、日本の国債はほぼ国内で消化されており、
また対外債権国家であることから、
上記事由と考えて、目先、国債破綻から来る円安は想定できず、
むしろ、危機が発生した場合、対外資産を日本国に回帰(=レパトリエーション)
することによる円高も発生しうると。
この本を読んで、改めて日本円の強さを思い知らされました。。。