本日、日本リテールファンドから資産売却のリリースが出ていました。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20120228/7cgig2/140120120228089026.pdf
びっくり!したのは、その譲渡価格と帳簿価格の差。
譲渡価格:1,800百万円
帳簿価格:5,760百万円
約40億の損失です。
損失分は、ラ・サール投資法人と合併した際の負ののれんがあるので、
配当には影響ありませんが、問題すべきは2011年8月の決算発表時に開示した時の
同物件の評価額。
2011年8月時、
鑑定評価額:3,470百万円
どう考えてもこの半年で50%近くも評価損が進んだとは考えられません。
つまりは、各REITが行っている毎期の「鑑定評価」というのは
あくまで机上のもので、実売買となると実際はそれほど価値がないものが多い、
という現実でしょう。
景気が上向いていたり、REIT指数が上昇している間は問題になりませんが、
一度不景気になるとこれがスパイラル的に重しとなって、
2008年秋からの急下落に繋がる可能性が潜在的にあることを
認識しておく必要があるかと思います。