朝、カーテンの隙間から降り注ぐさわやかな光で目が覚める。
ベッドの上でうたた寝をしていると、
紅茶の良い香りとともに、遠くから包丁でまな板を
トントンする音が聞こえてくる。
台所には、寝巻き姿にエプロンしている妻が
朝食をつくってる。
「あ、おはよ」
ニコッ
と笑う妻のおでこにキス。。。
掃除、洗濯も終わり、
散歩でもいこっか?と俺。
「んじゃープチランチでもつくるっ!」
と妻。
緑が青々しい初夏の川沿いを歩き、
木陰でレジャーシートを拡げる。
妻に膝枕をしてもらい、空を見上げると
美しい蒼色の空が拡がっている。
こんなにしげしげと空を見上げるのは
いつ振りだろう?
子供の頃、なんのプレッシャーもなく生きていたあの頃に
見た空を思い出した。。。
そうしているうちに疲れがたまっていたのか、
またスヤスヤと夢の世界に入っていった・・・
ふっとそよ風が頬に当たり、目が覚めてみると
妻は本を読んでいた。
高級レストランにいくでもない、
ブランドの服を着てるわけでもない、
広い大きな部屋に住んでるわけでもない、
しかし、そこにはダレが聞いても同じ回答をするであろう
幸せ
がある。
今日、この日生きていることを感じれる幸せ。
この平凡な休日にはそれが満ち満ちている。
夜、レンタルビデオで借りてきた映画を
ソファーで今度は自分が膝枕をさせてあげながら観る。
映画の静かなワンシーンで、
彼女がスースー寝息を立てて寝ているのに気づいた。
幸せを感じれる今日をありがとう。
明日もこんな日が続くといいね、、、と
心の中でそっと囁く。。。
・・・
結婚してちょうど10年。
こんな素晴らしい「平凡な休日」の夢の世界から、
息子の1撃で目が覚めた・・・w