春と空 | 〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

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見たまま、感じたまま、思ったこと、したことなど
色々と書いてしまうブログです^^



財布を落としただとぉーーー?!




息子が『一人旅だ』なんて言って

出てってから4日目?



仕事終わってやれやれ…の時に

坊主から電話かかってきました。




電話の話し声でもうわかりました。


ヤツはパニックってる、と。




そして、ヤツは静岡にいた。

大阪→静岡


画像お借りしてますが

このようなバイクで走り続けた17の夜か!である。





孤独。

不安。

色々と戦いながらプラス、激寒。



電話口の向こうでは

パニクッた坊主の姿が頭に自然に浮かぶほど

焦りまくった声だった。





息子はまず、警察に行く。



私は

息子の通帳にお金を入金する

息子は唯一、無事だったカードで引き落とす




で、解決じゃね?

財布は戻ってきたらラッキーだし

戻ってこなくても

とりあえずはお金に困らないし

財布には大事なモノを入れてなかったのは幸いじゃね???






なんだけど、そう言ったけど

もぅダメ。






自分を責めだしたら

もうダメ。





こんなチョンボして

親に助けてもろて

こんなパニックなって

色々

色々

情けなく、悔しく

そうなったらもうダメ。




うまくいってたことが

ちょっとナニかで躓くと

『いっつも俺はこんなんだ…』ってなって




そう言えば、あの時もこうだった

この時だってそうだ。

俺はいつもツイてないし

こんな運命なんだ






って

財布だけでもう、

俺の人生はこんなモンなんだぁぁぁー



まで堕ちるんかい!!!!




なってしまったらもう、何をどう言っても

坊主には何一つ伝わらないどころか






は?今、笑ったんちゃう??

バカにした?



逆ギレに走り




ほんまはオカンかって

俺のこと、もうたまらん!とか思ってるやろ!




とか、八つ当たりにレベルアップし

かと思えば





もう俺なんかどうなってもいい…

もう全てが嫌になってきた…



と、泣き崩れ




精神状態の復帰、不可能なるのである。









今からそっち車で走れるけど??

迎えに来てもらうのも嫌なんかい?



聞けば






初めはそれが情けなすぎて

嫌だと言ってたが

自分1人じゃ、不安と孤独と寒さを戦えない


と思ったか?




頼む…

悪い…



救援要請である。















さて。少し話が変わるんですがね

職場の人に言われたことがあるんですよ





『子供にね?私って漢字一文字で表すとしたら

ナニ?って聞いてみて♪

面白いですよっ♪』と。





で、早速聞いたんですよ


母親を漢字一文字で表すとしたら。




坊主は『周』。

理由は『周りをよく見てるから』らしい。




褒めてるん?ディスってるん?

と、聞くと



褒めてる。(って言わせとるわな、このオカン)とな。







娘は『春』。


理由は『暑くもなく寒くもなく

ママってポカポカと心地いいから。』らしい。




因みに、お父さんを一文字で表すと?

と、子供らに聞くと




坊主は『器』。

理由は『大きいって意味』らしく



娘は『空』。

理由は『どこまでも広く、上から全体をちゃんと見守ってる、って感じやから。』らしく




パパ、死んでないよね?

一応、娘には確認した母であった。






娘からすると

ポカポカと心地いい母と

それらを広い心で見守ってる父




ってイメージみたいだが

そんなことはねぇ。












私は静岡の息子の電話を切ったとき

舌打ちした。

大きなため息をついた



『ほんまなんやねん!!!うっとーしいわーーー!!!』


車の中だったけど

温かいはずの『春』は叫んだ。





たまたま早く帰ってきた旦那に静岡まで迎えに行ってくる!の話をしたら



はぁーーーーー????

なんやねん、もーーー!!!






広い心の『空』は叫んで怒った。




そして空は、俺が運転する

春は助手席で坊主の現在地と電話での相手を。

春に指示をした。








仕事帰りの平日の夜

二人は大阪から静岡まで車を走らせた。




坊主から情緒不安定な電話がかかってくる。

助手席で指示を受けた春は相手する




これを繰り返していってると

空が言った






失敗してもいい

間違えてもいい

そう言って育ててきてるのに



失敗したらアカン

間違えたらもう終わり

人生終わり

俺は生きてる価値もない


まで言ってキレるわ、八つ当たりするわ

死ぬだのなんだの

ほざくんやったら

もー死ね!!!!

死ぬ勇気すら無いくせに、ぼざき散らしやがって

なんぼほどこれから色々あると思っとんねん!!

何処まで甘えとんねん!!

親をなんやと思っとんねん!

死ぬんやったら死ね!!!!




と。




運転大丈夫でっか?

血圧大丈夫でっか?

一回、お茶飲みまっか??



くらいに運転しながら空はキレてた。

グチャグチャ、グズグズ

八つ当たり、する坊主が情けなくムカつく空だった。






坊主をなだめ

空をなだめ

春は道中、精神ボロボロなってきて







うちの子供らはなんで手かかるねん!!

いつまで手かかるねん!!!

なんで己のことしか考えてないねん!

もう親やめたいわ!!







言い出す始末である。





子供らが持つ


『心地いい春』

『心広い空』

のイメージは何処へ?




いやいや、そんなものは一切

最初から持ち合わせてもないんだす。



そ。最初っからそんなモノはねぇ。







迎えに行ったら

坊主は泣いていた。

車内でも30分ほど大泣きしていた。




空と春は何も言わず

泣き止むまで泣かせていた。





音楽を聴きながら大泣きする坊主。

泣き止んだ第一声









「悪かった。

二人に迷惑かけて悪かった

情けなくなった

好きな音楽も嫌いになるくらい嫌になった

だけど、俺は音楽にいつも助けられてた

音楽を作ることに苦しくても

嫌になっても

やっぱり俺は音楽が好きやぁぁぁ

音楽、俺続けるわぁぁぁーーー」






また大泣きする坊主よ

なんの話だ??






財布だよね???

財布落としてヤケクソになって

もぉーーダメだぁぁーー

なったんすよね???







「良かったやんけ

それが分かっただけでも。」





運転する空はそう言ったけど

理解出来てないのは私だけか??これ。





 

たぶん。たぶんだ

音楽作りでスランプだった坊主は

運悪く財布を落とした



スランプやわ、財布落とすわ

もぉーーーー!!!


で、全てが嫌になった???





親に迎えに来てもらい

何かしら安心してホッとし

また音楽やろ♪

やっぱすっきゃね〜ん♪

って、這い上がってこれた???






のか

正直、坊主にしか分からんことやけど

泣き止んで整理出来た坊主は

帰り道、旅であった色々を話し

ケラケラ笑っては普通だった。







この静岡往復騒ぎで

空と春は

体調を戻すのに時間がかかった。




そして

何がダルいって

またバイクを静岡まで取りに行かないといけなかった。





こんなことがないと

静岡まで来ることってないもんな?

だからさ?

だからさ?

良い景色みて、ええもん食べて

帰ってこよ???

な?そう思おう?





疲れ果てた春に

もっと疲れとる空が私に言った。





また

居候くん連れて皆で

バイクを取りに

何日か後に行ったのである。







「ホンマに申し訳ない。

こんな遠くまでまた運転してもろて

ほんまごめん」




の坊主に






「音楽はわからん。

だからその苦しみもわからん。

だから、気持ち的にしんどなったとしても

傍にいてやる

それしか父ちゃんには出来ん」







星だらけの服の

空はそう言ってた。










でも空は

春にこうも言った








アイツ、毎度

わざとじゃね??

帰るのもしんどいし

気持ち的にもしんどかったし

パニクったら親が助けてくれる!って

芝居入ってない???





と(笑)。








何故か。


財布が出てきたのである。


あれだけ空がバイクのメットインのスペースを

ここに入れてた財布やんな?と

携帯の灯りつけて

全部荷物出して見たはずの

その場所にあった!!!!と







数日後、坊主に聞かされたのである。








良かったなっ♪

そりゃ〜良かった!






空は言ったが

あれは芝居だ。

俺らは踊らされてる。

あぁやって、アイツのパターンに

毎回、振り回されとんねんで。




冷静さが時に

ブラックな空。








それやったらガチで怖い!

頭良すぎて怖い!




春が言うとケラケラ笑ってた空だった。






芝居やし!

親なんてチョロ!

例え騙してたとしても

騙されたフリして




平然と育児していくのが正解か

分からない親からの長々投稿