「春♪
もうすぐ春が来るねんよ♪」
職場で家に帰りたくない お婆ちゃんがいて
ここにいたい
ここにおったらアカンの…?
帰りたくないねん…
と、シャボンに言うのだった。
育児じゃないけど、介護も同じく家族は大変です。
家族が本人さんに辛くあたる事も耳にする事があります。
人間は神様でもないし
24時間365日笑顔でいられない人間、当たり前の事だと思います。
シャボンは介護経験があるので、家族さんの思いも今となれば分かります。
そして今、今度は本人の気持ちに寄り添い
手を貸してあげられる場所で働いています。
「家に帰りたくない時ってあるよなぁ~♪
ここにおる?誰もおらんくなって、電気も消えてしまうよ♪ええんかいな、そうなってもー♪
私も帰る♪家に帰ろう♪
そして、また月曜日ここに来よう♪
春♪
もうすぐ春が来るねんよ♪?
春になったら桜が咲いて~♪
綺麗な桜のその下でお弁当を食べよう~♪
な♪?春を楽しみにしながら~♪一緒に頑張ろう~♪」
ブカブカの服の上から腕を擦るつもりで握ると
自分が予想してる感覚より すぐに掴めない細い細い腕。
腕を擦り、その手をスーッとおろし手を握り
車椅子に座ってるお婆ちゃんの手を両手で包みこみ
シャボンはしゃがんで 覗きこみ 笑顔でゆっくり言います。
「私…どんな顔してるのぉー…」
と、お婆ちゃん泣いてます。
「ウフフ♪べっぴんさんの顔してるよ♪」
「嘘やぁ…アハハ…
そんな事あらへん…。もうな?私、頭 分からんようなって
もう こんなお世話になってまで 生きとーない…
生きとーないんよ…お姉さん…」
胸が詰まります。
「なーんもしてへんがな♪私ー♪
春なったら桜見に行こう!一緒にお弁当食べるんやったやろ~♪?
そんなん言うたらアカンやんか~♪」
「お姉さん…ありがと…
連れて行ってくれる…?
私、ちゃんと帰るから お姉さん、車まで連れて行って…
お姉さんも帰るんやろ…?ほな、帰る…」
「うん♪外はまだ寒いから
ほら、ちゃんと首のボタン閉めよう♪
月曜日。また待ってるからな♪」
お年寄りとの会話で
今、冬の2月だと言うことが 理解出来ないお年寄りもいます。
それは認知をもってるからだけではなく
季節を感じる事が少ないからだとシャボンは思ってます。
家にいるブルのお母さんの時もそうでした。
だから、シャボンは これから季節の花などをもって行くようにしよう
と、買いました。
最初はお年寄りの為でした。
でも
花を探し選んでいるうちに 自分の為だと気づきました。
花屋さんで 綺麗な花を見てる間癒されてるシャボンがいました。
身も心もしんどい時がありますが
今週も踏ん張ります!の人からの投稿
