昨日、シャボンがナンパした子。
幼稚園で一緒だった子。
は「おばちゃん子」。理由アリ!でおばちゃんに育てられてたんだ。
次郎を公立の幼稚園に通わせていたシャボンは
毎日毎日、そのおばちゃんと顔を合わせ
公立と言っても小さな幼稚園だったから
役員の仕事もあり、私立の幼稚園より幼稚園と、先生と、親達と深く関わりがあって
毎日送迎だから、当時 旦那のお母さんの施設に足を運ぶ事などをしていたシャボンは
保護者や、先生に理解してもらわないと、送迎など上手く一日が回らなかった。
その幼稚園のお母さん達の中で、おばあちゃんがね
よく座ってるシャボンに「しんどいん?大丈夫かいな?」
と聞いてくれていた。
幼稚園を卒園し、学校は隣町になっても
シャボンの友達の家の近所が そのおばあちゃんの家だったから
よく 近くの公園や、友達の家の前で会ったりしてた。
そのおばあちゃんは、シャボンが痩せただとか
太ったとか、明るくなったとか
シャボンに笑いながら言っては
「体、気をつけなアカンよ。」
そう気にしてくれた。
昨日、ナンパした子をおばあちゃん家に連れて帰った9時頃、
おばあちゃんと久々に長い時間話が出来た。
「あんた…大丈夫か?身体。
次郎君のお母さん(シャボン)は、ほんま心配なるでなー、
最近、太った?なら、大丈夫やなー(笑)!
…お母さん(旦那母)は…?大丈夫なんかいな?」
そのおばあちゃんは知らなかった、亡くなった事を。
「ありがとう、おばあちゃん。
実は、7月の末に亡くなったんよ。
でもな、全然苦しまず!やったし、旦那が傍にいたから
良かった…ってな?思うわ。ただ、なんて言うんやろ?
どれだけ覚悟しててもな?嫌やったわ~♪」
って、おばあちゃん家の前の道路で話してたら
おばあちゃん、泣いてね。
暗くて気付かなかったんだけど、ナンパした子が
「おばあちゃん?おばあちゃん!泣いてるの?泣いたらアカンやん!」
孫と背が変わらなくなったおばあちゃんが、そう覗き込む孫に言われていれてるのを聞いて
シャボンはびっくりしたんだ。
「いや!ちょっと待って、おばあちゃん!
ゴメン、ゴメンやで!こんな話してもて!」
シャボンは寄って、おばあちゃんの背中を摩ったら
うつむき、片手は自分の顔全体をグシャグシャと拭きながら
シャボンの背中にもう片方の手を伸ばし、おばあちゃんがシャボンの背中を摩り
「…ご苦労さんやったな…、ほんまにご苦労様や…
よ~最後まで頑張ったな…
ご苦労さん…ご苦労さん…」
何、二人で泣いてんね~ん!
と、子供らはまるで幼稚園時代の頃のように
言いながら 道路で騒ぎ、次郎はコントロールが出来ず ゲホゲホ咳込んだりする中
小さなそのおばあちゃんに 逆に摩られ ご苦労様…と言われ、泣けてくるシャボンがいた。
ちょっと落ち着くと、おばあちゃんが言ったんだ。
「最初…の印象がな、強かったんよ。
役員をな?幼稚園で決める時あったやろ?
あの時に、あんた手を挙げて みんなの前で立って
『お母さんの面倒を見ています!
役員仕事は当たればやります!
だけど、毎日の送迎すら ままならない私は 皆さんにご迷惑をおかけする事もありますが
宜しくお願いします!』
そう…大きな声ではっきりと言って頭を下げたやろ?自分のお母さんかと思ったんよ、
そしたら旦那さんの方のお母さんって聞いて…
あの時やな…毎日 送迎で遅れて来ても 幼稚園で子供らと遊んだりしてるあんたを見ててな
な~んも出来ひん私やったけど、なんでも頼りやーって話しに行ったんやったな?私がな?」
と。
え…?!そうやったっけ…?
シャボン、記憶なしー。
でも、確かに おばあちゃんが言う通り
先生と保護者の前で挙手して、そんな事を言ったのは確かだわ。
みんなが理解してくれ、有り難くめ役員免除してもらった覚えもあるし。
しっかり覚えてたのは そのおばあちゃんの方。
その時から5年は経つかな。
おばあちゃんは最後に言ったんだ、シャボンに。
「本当に長い間 ご苦労様やったな?
お母さんは幸せ者やったよ。
もう、あれやで?
もう子供らも大きくなって来たしな、もういいんやで、好きな事して。
いっぱいいっぱい好きな事して、お母さんに報告したら お母さんも喜ぶんやからな、
そうせなアカンのやで。」
と。
「ありがとう、おばあちゃん…ありがとう…」
今度はシャボンがグシャグシャなった。
子供らは 道路で遊び、次郎はゲホゲホ座り込んでは
「自分でセーブ出来んのか!」と
グシャグシャのシャボンに怒られていた。
ありがとう、おばあちゃん。