時間 | 〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

見たまま、感じたまま、思ったこと、したことなど
色々と書いてしまうブログです^^









京都に行こう!







ブルがそう言ってくれたけど





当日 雨で中止になってしまおうが






シャボンは全然かわまなかった。








行く事が全てではないから。





その気持ちだけで充分だったんだ。













次郎の友達が 次から次へと遊びにきた。





なんか天気が良くなってきた。







花子がバイトの用意をしだした。








シャボンが 猫ちゃんに餌をあげていたら







「いこ♪」






シャボンの横にゆっくりしゃがみ込んで






ブルは言った。










「何処行くん?」に「京都やん♪」









会話は小さな小さな声で。








次郎の友達が わんさと集まってる。




花子はバイト。




天気は良くなった。










条件は揃った、と言う事だった。






シャボンが普通な格好をしてたんだけど





ブルが キメるので









「何処行くん?!」






次郎らが言った。








慌ててシャボンが






「あ、あの、あれ!




お祖母ちゃんに良くしてくれた人にお礼を言ってくるんよ♪




ママも、こんな格好じゃな~?」










シャボンはブルの格好に合わせたがな(笑)。









皆に行ってらっしゃ~い!言われて






出たんだった。








出てすぐ雨が凄く降った。










「和傘を買ったらええやん!」





ブルが言った。












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ブルはその昔、





ヒールを履いてるシャボンが転ばないように






段を気にかけてくれていた。









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通る人とぶつからないように、一歩先に歩くブルが





横で歩くシャボンを後ろに瞬時に回す人だった。










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そんな色々。




忘れていた昔のブルを思い出す。









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シャボンが一口食べるのを待つのも






そうだった。








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シャボンが瞬時に止まると、必ず止まり






そこに長い間 いようが、ずっと待ち続け








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「凄いー!見て~♪」






とブルを見ると





「ほんまやな~♪」と





ニッコリと笑うブルだった。







シャボンが「もういいよ♪」と言うまで






その場でずっと いる人だった。









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「この先に何があるん?怖くない?」






そう言うと、シャボンより先に歩いて





「な~んもあらへん♪」







そう言って またシャボンを待つ人だった。








シャボンはハッとした。






ブルが小さくなってる…と。






身体は凄く大きかったのに




歳のせいか、少し身体全体が小さくなってたように感じた。












京都は





今のこの歳に 本当に合う場所になってた二人。








若い時なら そう面白くもないだろう感じが






ゆっくりと流れるような雰囲気の京都を






あらゆる角度から楽しめる時間だった。








道中も合わせて4時間。







その間、シャボンは





ずっと手を繋がれてた。








買った和傘の中では腕を組み







大人の京都を楽しみ





昔に戻ったようなブルの






シャボンしか見ない言動に







こんな時間が






シャボンを安心させるんだ…







と 安心の中でいる自分が幸せに感じた。











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「全然時間が足らんかった!






今度はもっと早く家を出ようや。」









そう帰り道、ブルは言ったけど






シャボンは もう充分だった。







「ううん♪いいんよ♪充分、充分♪





充分楽しかったで、ほんまに♪





ありがとう、今日は。





私は ちょっと!でも良いんよ、ほんまに。」







そう言うと









「そか?そやな。ヒロは なんもいらんー♪って




いつも何にもいらん♪言うもんな?」









ブルがシャボンに 京都で





「これ買ったろ♪」言うてくれるけど






全て拒否った。








いらん。なんもいらん、と。







物じゃないのよ。




時間。






こう言った時間だったりするんだ。









「時間やもん。それだけで良いんよ♪」










発作も出なかった。





人混みで 目眩がして





ブルに路地に連れてかれた。








ヒールを履いてもなかったけど





子供がいたら





「そこで休憩しとけ。」なはずなのに









目の前にいてくれる安心感で






少しいると 目眩は治った。








目眩で休憩する雨に濡れたシャボンの髪の毛を整えたり






そんな行動を見せるブルを






昔のように愛おしく感じ





申し訳なさが






全く無い時間のシャボンになっていた。







大丈夫な気がした。



全てにおいて。








幸せな時間だった。