今回の出来事で
子供達に気づかされた事、
考えさせられた事、
一緒に考えた事がたくさんありました。
「早く!私はええから、
右車線走って 先に行って!!」
シャボンは携帯をスピーカホンにするので
完璧に会話が花子に筒抜け。
「アカン。ヒロも一緒や!」
blogでも書いてるように、ブルとの会話。
もうね、花子がいる、いないは 関係なかった。
「ちょっと待って、スピーカホンに変えるから!」
とは シャボンは日頃よく言うんだ、花子がいる時に わざと相手に。
今は横にいまっせ~♪を アピールするようにしてるんだけど
今回は違う。
もう助手席に花子が乗ってようが
関係なく、
安全運転!重視で スピーカホンに変えただけだった。
ブルが言う
「聞こえとるか?!
俺が急いでも、10分も変わらん!
一緒に!や。
間に合う、間に合えへんは運や。
大丈夫や。オカンは待てる。」
電話を切った後、
もう!!!
置いて行ってよ!!
なんで待つのよ!!
シャボンが一人で言ってると
「ママ…、わざと 遅く行ったら…?」
横で花子に言われ、ハッとし
あ、おったんや、
花子、おったんや、
みたいなくらい 存在消えてたし。
だけど
2時間近くかかる道中の中で
この花子の存在が大きくなるのだ。
それは 花子がこんな事を言ってきたのだ。
「おばあちゃんが死んでしまうかも…しれん…
パパにしたらお母さんで、大事な人やろ…
大事な人が死ぬって気持ち…
今、パパはどんな気持ちなんやろ…
私…
おばあちゃんが死んでしまうって考えた時
人は死ぬんや…
ほんまに死んでしまうんや…って思った…ママ…。
おばあちゃんが死ぬって事は
ばあちゃん(シャボンのオカン)も死ぬ時が来る…
そう言う事なんやろ、ママ…
ばあちゃんが死んだら…
私…
私も死ぬ…死にたい…
ばあちゃんがいなくなるなんて
耐えられへん…」
実は、花子は シャボンのオカンの方の「ばあちゃん子」で
花子がそう言う言葉を発する気持ちも分からんでもないシャボン。
続けて花子は
「ばあちゃん(シャボンのオカン)に
もしも、の事があったら
今のパパみたいに 冷静に話出来ひんかも…私…
おばあちゃん(ブルの方)も死んでしまう、
ばあちゃん(シャボンの方)も そのうち死ぬかもしれん…
こんな事って…なんで人は経験せなアカンの…
ママ…
人はなんで生きるの…
なんの為に生きるの…
な…?ママ…、
私、なんの為に生きてるの…」
花子は 自然に湧き出る疑問を、
シャボンに言ってたよ。
「なんの為……か…?
さ……なんの為なんやろな?花子…
ママにもはっきりした事は 悪いな…分からんよ…。
だけどな…
ばあちゃん(シャボンのオカン)は
花子の事、好きやな?
ばあちゃんな~…
今、大きいばあちゃん(シャボンのばあちゃん)
の面倒見てな、
ばあちゃんも言うとるで。
大きいばあちゃんが死んだら、私も死ぬ、死にたいってな。
大事な人が 死ぬ事になるかも…と よぎった時
人は 花子と一緒、私も死にたい…と思うんかもな…。
だけどな…
もし、大きいばあちゃんが死んだとしよう
その時に、ばあちゃんは花子に電話して
花子~…大きいばあちゃん死んでもた…
泣いてな、電話してくるかもしれん。
花子の助けが必要になるかもしれんねんな…
人は もうダメだ…となった時
また大事な人に助けられ、救われ
生きてるんとしたら…や、
さっき言ってた
人はなんで生きてるん…?
なんの為に…?
は、
ママは、はっきりは言い切れんけど
必要としている人がいる限り
今の おばあちゃんみたいに
命の限り、精一杯生きて
それは、時に人の為でもあり…
なんの為に生きているのか?を
時に繰り返し考えながら
人は 生きていく…んやと
ママは思う…かな…
だから花子…
人に必要とされてたら、命がある限り、生きなアカンし
もし、必要とされてない!と感じ
傷つく事が例えあっても…
だったら、何故自分は生きてるんだろ…
生きる意味はなんなんだろう…
を 考えて立ち止まってもいいよ…
花子だけじゃない。
それは みんな。
大人になった人ですら
時に立ち止まり、考える事やから…。
当たり前や。生きてりゃ、色々あるんやから。
わかった?
悪い。今から ごっつい道路走るから
運転に集中させてくれ…」
花子は 珍しく このシャボンが言った事に
何もいわず
黙ってたんだ。
そこからだった。
花子が変わったように、病院の前で深呼吸したら
病室の旦那母の頭の上で、付きっきりになったのは。
頑張ってるおばあちゃんから目をそらさない!
その上、過酷な事をシャボンは言ったんだった。
「ママ…
ママは いつも こうして来たから平気なん…?
私…
知らんかった…
こんなに おばあちゃんがヒドイ状態やったって…」
病室に着いた時に 慌てる事なく
気道を確保するように、器具を口から入れられている状態の旦那母の事を
「延命治療にあたる事でしょうか?
もし、延命治療にあたるならば
申し訳ありません…
外して頂けませんか…?」
そう 淡々と話をしていて
「呼吸がしにくくなりますが 宜しいですか?」
と言われ
「本人には痛さ、苦しさが 分かる状態でしょうか?」
に
「全く分からない状態です。」
と言われ
シャボンは座ってるブルを
チラリ見て
いいよな…?
みたいに見ると
首を縦に小さく2回頷いたので
「すみません。お願いします…
器具を取って下さい。」
そうお願いしたんだ。
だから
花子は ママは平気なのか?
と聞いたんだ。
その時は 返事すらしなかった。
無視した訳でもなく、
花子どころではなかったから。
だけど
葬儀場に行った時に
「答えてなかったなー、そう言えば…
あの時、平気か?聞いてたな~?」
とシャボンが言うと
「もういい…
もういいよ、ママ。
平気な訳がないやん。
ママが おばあちゃんの横に 椅子を並べて 寝てたり…
しゃべってたり…
何回も顔を触って、泣いてたり
ママは ずっと おばあちゃんの事をしてきたんやもん、
平気な訳ない…わ…。」
花子はそう言ったんだ。
控え室は別にあったし、
みんなウロウロしていたし
眠るようにいる旦那母の
側にいたり いなかったりしてたんだけど
花子は
どうやら 色々を見ていて
ブルとシャボンな会話を聞いていて
花子なりに色々と考え、感じていたようだった。
シャワー室の横の洗面台にシャボンがいた時だった。
「ママ?顔色悪いけど、大丈夫なん?」
と、花子。
「悪いか?いつもの事やろー?」
軽く普通に言ったシャボンに
「薬飲んだ?
ヤメてや、もう。
ママ、すぐに しんどくなるから…」
花子ですか!!
くらいに 心配する姿が。
「大丈夫や、花子。
あんな?ママとパパはな、
今まで 何回も おばあちゃんが死ぬかも!
で バタバタしてきたんやで?
知らんとは思うけどな♪
大変そ…は、今に始まった事じゃないのよ。
残念ながら 強いんだな~これが♪
大丈夫や♪」
そう言ったら
びっくりしたんやけど、花子はこんな事を言ったんだ。
「パパがな、ママに どうしよう…と言うてるのを
私は聞いた事がないねんな?
パパってスゴイな…と思う。
病院に車で走った時もそうやった。
あんな時でも冷静やろ?
ママに どうしよう…とか言うたらな、
ママは心配するやろ?
だからパパは 言わんのやと思う。
ほんまのほんまは 大丈夫じゃなくても
大丈夫と言うんやと思う。
だから!
ママは私に大丈夫!
って…
言うんちゃうの!!!」
猪木に打たれた感じなシャボンだった。
何処行った?メガネ、メガネ…(笑)
みたいに(笑)
すっとぼけたけどやな~
びっくりしたんだ、花子の成長ぶりと言うか
見透かされてるような、
鋭さに。
子供達にしたら
人が死ぬ
死んだら
こんな事をする
全てが 初体験に近い訳で
次郎は次郎で その流れで 疑問に思った事。
それは
死ぬと人は何故冷たくなる?
と言う事。
それから
人は死ぬと、何故焼かれるんだ?
と言う事。
それから
「この大きい骨は 何処の骨ですか?」
分からない骨の部分を 疑問に思い、聞いていた事。
肩の部分でしたが。
そして
最後、
人の命の長さは 生まれてきた時から決まってるのか?
と言う事だった。
それには 花子も
「それ、言える~!」
とな。
だから
ブルとシャボンは、同時か?くらいに言ったんだ。
「きっと 決まってる。」
と。
そして シャボンは言ったんだ。
「たぶん、決まってるんやろうけど
それが何時なのか、誰にも分からん。
分からんから、こんな時 思うよな?
一日一日を大事にしよう♪って。
おばあちゃんが おらんかったらパパはおらんかった。
当たり前やけど、そうなると
あんたらも おらん、となる。
おばあちゃん、ありがとう♪やな♪」
ありがとう!!
おばあちゃんー!
後部席で子供らが言う前で
ちょっと鼻をすするのを
ごまかした運転中のブルだった。
大事な事を孫達に 教えてくれて
ありがとう、お母さん。
そんな意味で 良かったと
思い、子供らに 考えさせられ
色々 一緒に考え
また成長を感じたシャボンでした。