旦那母の病院に行った時の出来事です。
喫茶店での更新の時、
実は なかなか自身の気持ちを整理出来ずにいたんだ。
喫茶店では 外を眺めるように カウンターがあったし、
他にお客さんは ちらほらだったし?
ではなく、勝手に涙がジワジワと出てたまらなかった。
何故、泣けてくるのか?を 深呼吸して考え、
目をつぶり、おしぼりで 顔全体を包み
このままでは 行けないぞ、
しっかりしろ、覚悟をして ここまで来たんだろ、
色々、イメージもしてきたはずだ、大丈夫…大丈夫…
アハハ…今更だぞ、シャボン、大丈夫だ、落ち着け…
喫茶店で 申し訳ございませーん!!
くらいに、自身のコントロールに時間がかかった。
喫茶店の店員さんが、チョコをシャボンの目の前に置いてくれた。
ありがとう…
シャボンは 溶けかかったチョコを口に入れ、
何度も深呼吸して おしぼりで首を冷やして
ガラス越しに見える公園を見ていたんだ。
どれくらいいたんだろう。
ごちそうさまでした♪
と店員さんに言うと
「お気をつけて♪」と。
外に出ようとしたら 店主のお婆ちゃんが
窓を拭いていて
「道を教えて頂き、助かりました♪ありがとうございました♪」
と、シャボンが言ってると同時に お婆ちゃんは外に出て、
また道を もう一度 丁寧に教えてくれた。
本当にありがとう。
よし!行くぞ!
シャボンは 気持ちを整え、どちらかと言えば さっそうと
歩いてたんだ。
ここを左…
で?…あ、ほんとだ!お婆ちゃんの言ってた通り、道に出た…
で…?少し左に曲がるように…行くと…
あちこち右、左とキョロキョロしながら歩いていると
小さな小さな看板があった。
あ…あそこ…?だ…。
あそこ…?
シャボンは そこから足を前に出せなかった。
待て…。もう一度 よく看板を見る。
あの看板以外、無いよな…?
病院の建物が あまり分からない位置で
小さな看板だけ見て、シャボンは前に進めなかった。
病院…か…?病院…?
じゃない感じやん…
近づけないシャボンがいたんだ。
アカン、アカン。
ほんまにアカン……
シャボンは後ずさり、公園まで戻ってきた。
公園の中とか もう そんなんじゃなく、
また道を引き返し、公園を囲むような木陰の歩道に
座り込んでしまったんだ…。
一番びっくりしたのは このシャボンだった。
こんな事は 今まで一度だってなかったんだ。
旦那母が、どんな状態になろうとも
どんなに病院が変わろうとも
シャボン自身、こんな風に逃げるように後ずさった自分の行動に
え?!
えーー?!と、びっくりしたんだ。
ど、ど…どうしたんだ、自分!
さっそうとして歩いてた自分、どこ行ったんだ?!
分からない、分からない…
全然、自分が分からなくなった…
急に行けなくなった自分。
どう落ち着かせて良いのか、全く分からないまま
泣けてくるのだ。
木陰で、一人
ただ 我慢せずに泣いてたんだ。
かなり泣くだけ泣くと、涙は自然に大丈夫になった。
お前は情緒不安定か!!
だいぶ 自分が落ち着いた頃、
よし!またシャボン歩き出す!
また看板見える所まで来た。
ちょっと 歩くスピードが 本当に一歩ずつになる。
なんで?
なんでーー!!!
また進めなくなったんだ。
アカン、おかしい!
今日、なんか自分、おかしい!
また 公園まで早足で戻る。
どうしよう…どうしよう…
もう通る人とか、公園にいただろう人とか 全然気にならなかったし、
ただ頭を抱えて、今度は泣きはしないが
歩道の横の公園の壁を 何故か、叩いていたんだ。
腹が立った。
あの場所から行けない自分。
分からないんだけど、悲しいやら 腹立つやら もどかしいやら
なんか 叩いてた。
もうダメだ…
シャボンは友達に電話をした。
今日、旦那母の病院について行くよ♪と言ってくれてた友達だった。
友達は シャボンと同じ経験を 自分な親で経験してた友達。
「もしもし~ぃ?」
友達は 普通に出てくれたんだけど
「今、病院の近く…アカンねん…
看板見ただけで、ちゃんと覚悟してたのに…
行かれへんねん…」
言うか 言わないかで また座り込んで嗚咽。
もう どうしたらいいか 自分では分からなかった。
どうして涙が出るのか
分からないシャボンに 一つ一つ、ゆっくり色々な形で 質問するように
話をしてくれ、聞いてくれたんだ。
そこにいるお義母さんは
シャボンを一つも悪く思ってないよ
行動だけが全てじゃなくて、そうして想い涙するシャボンがいて
お義母さんは幸せ者なんだよ
どんな状態で どんな病院でも そうやから。
場所があまりに 見るに耐えない感じだから。
でも お義母さんは シャボンを恨んでもないし、生きていて
幸せ者やから。
そうなんやで。
うんうん…
ずっと聞いてた。友達の話を。
それも どれくらい話したのかも 分からない。
落ち着くまで。
シャボンが笑うまで 話を変えてくれたりして 付き合ってくれた。
「ありがとう!もう行ける!
私、話しながら 何回も看板を見てるし!
よし!ありがとう!行ってくる!!」
看板を見たまま、シャボンは友達の電話を切った。
よし。泣いてる顔じゃないよな?
大丈夫だな!!
深呼吸せずに 今度こそ さっそうと病院に入って行けた。
受付で色々済ませ
さて、どうしたものかと 考えた。
何故なら
もし。もし、今日 病室まで行けなかったとしても
それはそれでいい、
シャボンが 子供が待ってるし!とか、
駐車料金高くなるし!とか、
もう無理にでも わざと理由を自分の中で色々付けて
帰ったらいい。また来るよ♪と。
↑
それで良いんだと、友達が言ってくれてたから。
エレベーターを押さずに
ちょっとだけ考えた。
押そうと思えば 押せそうな自分は 大丈夫だ!
そう思った。
シャボンは至って普通だった。
病室に詰め込まれるように並んだ患者さん。
の中に 旦那母はいた。
ニオイなども かなりに敏感に反応してしまうシャボンだけども
喫茶店で更新したように
太陽のように 旦那母の所に行けた。
マスクを必ずして入るが、
旦那母の前では 必ずマスクを取るシャボン。
ニッコリ笑って
「来たよ♪お義母さん♪
分かるよな~♪シャボンちゃん~(自分で言う有様)♪」
と、手を握り さすると
口をパクパク動かせ、何か 言葉にならないような声を出していた。
「うんうん♪そうそう♪
わかってくれて嬉しい♪」
旦那母は いつも 目やにがすごいんだ。
入院時、いつも行っては 拭いてたシャボン。
鞄からティッシュをだし、
濡らして拭いてたんだ。
目を開けると、シャボンを見て
目が少し優しい感じになる。
わかってるかもしれない…
分からないけど、そんな感じに見えたんだ。
携帯の あらゆる写メを見せると
旦那母の反応が。
それは 次郎だった。
そう。
旦那母は、花子よりも 次郎。
次郎は、ブルの小さな頃にそっくりなんだ。
「大きくなったよな~♪」
に
少し頷いたような感じで
写メを指さしたいのか、懸命に手を挙げようとしていた。
ブルの事を 忘れてしまってる旦那母。
シャボンを唯一、最後まで覚えてた旦那母も
今では 微妙。
たぶん、分からない。
そう思っていた。
シャボンは ずっと今まで 旦那母を見てきて
いつしか、病室から出る時に必ずしてきた事があるんだ。
手が自由に動けてた頃からしてた事。
手を握り
「握手~で♪バイ・バイ・バイ♪」
そう言って バイバイバイの時に 手を離し、パンパンパン!
と ハイタッチのように 3回 合わせて叩くんだ。
「お義母さん?私、また来るわ♪」
そう言って、手を握り
「握手~♪で~♪」
で 手を離すと 旦那母が 手を挙げようとしたんだ!
びっくりしたんだ、シャボン。
だから もう一回言った。
「ゴメン、お義母さんー!
私、手~離しすぎた~♪
行くよ!握手~♪で~♪」
で、手を離し
旦那母が手を挙げないで済むように
手を合わせると 指だけが一回、一回だけトン!
シャボンが 旦那母の手の平に トン・トン・トンとして
「バイ・バイ・バイ♪」
……嬉しかったんだ、シャボン。
シャボンが見えなくなってるはずなのに
手を挙げようと してた旦那母。
ダメだ、帰れない!!
振り返るな、もうこれ以上!!!!
シャボンは 早歩きで 病院から出た。
さ、残像を消せ。
ゆっくりゆっくり残像を消せ。
それからだぞ、運転は…。
帰りは なんせ 色々な疲れで大変だった。
残像は消せた。
これは いつも通りクリアー出来た。
自分では大丈夫と思っていても
自分の身体の状態が ひどくなって行ってるのだけは
自分でわかってた。
大阪と言う所は
ハザードを付けて路駐しまくりよる。
車線変更も 手際良く!だ。
が、クソ…で 上手く入れなかったりで
このシャボン、初心者マークバリバリ付けたまま
窓開けて 手を出し
止まれー!入れろー!入れんかい!
くらいにしてたからね(笑)、
じゃないと シャボンの後ろから ブーイングだぜ。
泣いて座り込んでたシャボンどこーー?!
くらいだわさ(笑)。
早く、駐車場が広い コンビニか 何処かで休憩がしたい…
でも 急がない、急がない~
大丈夫、大丈夫~♪
で コンビニ着いた時は
マジ、アカンかった(笑)。
コンビニで袋の氷を買って
それを包むタオルを買って
シートを倒し、首、肩、リンパを冷やしていた。
発作もコンビニに着いたら 激しくなった。
張ってた気が緩んだからだ。
氷オッケー。
薬オッケー。
後は 寝るだけ!
シャボンは 夕日で外が明る過ぎるのを ふさぐ為に
グラサンをかけた。
そう。暗くした方が明るいより 落ち着くんだ。
寝てた。
氷は かなり溶け、最初のゴリゴリ感がなかった。
あ…私、寝てたんや…
目覚めが かなり良かった。
まだ後1時間は かかる…
でも 大丈夫だな。
それからは 氷枕を(笑)、
首に当てたまま、普通に走ってたシャボンだった。
家近くになると 自転車で走る子供らが
手を振ってる。
あ~…帰ってきた。
やっと帰ってきた…
よく助手席に乗ってたシャボンは
「あ~帰ってきた~♪」と言うブルに
「車を停めるまで!
停めるまで気を抜いたらアカン♪
後少し♪」
と言ってたのを思い出し、
「いや、まだ着いてない♪
停めるまで♪後少し♪」
自分に言ったのさ。
ただいま……
もう 声もそこそこで
そのままシャワーを浴びた。
少し冷たいくらいの。
そして そのまま 和室のベッドに横になったんだった。
今日。
知らない道を走りながら
ちょっと いつもより サイドミラー、ルームミラーを 見たシャボン。
私は今、知らない道を走ってる!
が、そうさせるんだ。
途中で「意識しすぎるな!返って危ないわ!!」と、修正した。
発作が出た時、
あ、発作だ…私はパニック障害なんだ…
とか 意識し過ぎると、これアカン。
正確な対応と処置が見えなくなってしまう。
シャボンは普段、鬱病を そないに意識して過ごしてないんだ…。
だから 元気に見えて
だから 行けるだろ?と、
こうしてシャボンが動く事も多くなるんだけど。
自分の意識を、思考を変える事。
今日、病院の看板で動けない自分を見て、感じて
これほどまでに大事な事は 無いと
シャボンは改めて思ったんだ。
自信?
いや。今日はただ 行けた…
だけで、まだまだ自身の自信にまで繋がらないよ。
ただ、とても疲れたんだ。
私一人では 乗り越えられなかった…
改めて、感謝だ。