隠居の婆ちゃん | 〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

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見たまま、感じたまま、思ったこと、したことなど
色々と書いてしまうブログです^^






おはよう(^-^*)/ございます!





早いっしょ(^O^)/今朝のシャボン!







昨日、夜ご飯を チンするご飯にして







「ご飯炊いといたし、勝手に食べといて~」





で 和室でずっと寝てたシャボンなんで





朝、ブルに





「行ってらっしゃ~い♪」





と 車を出すと同時に、窓から出すブルの手にハイタッチして





手を降ると言う 普通の奥さん♪のような事が出来たシャボンでし(^O^)/♪






どんより曇り空の今朝の大阪です。










今朝のタイトル






「隠居の婆ちゃん」ね。








シャボンは ど田舎に 実は 田舎があって






今は 誰も そこには 住んでない。








シャボンの祖母ちゃん、祖父ちゃんが 住んでたが






もう何十年も前に 大阪に出てきてて 今も健在。






その祖母ちゃんのお母さん。







それが 今回のタイトルの「隠居の婆ちゃん」なんだ。







シャボンは小さな頃から





タイトル通り






「隠居の婆ちゃん」と呼んでいて






田舎に行くと どこもかも婆ちゃん 爺ちゃんだらけなんで(笑)






そんな風に 誰かが 付けた「隠居の婆ちゃん」を






そのまま いつの間にか呼んでたんだ。









隠居の婆ちゃんには 旦那さんがいたんだけど






シャボンは当時から 知らない。







もう亡くなってたんだ。








でも その爺ちゃんの話は 何度も 隠居の婆ちゃんから聞いた事があるんだ。








夜中、急に 息が出来ない!と







畑の中を 走り回り





落ち着くと 帰ってくるんだと、





医者に見せても何処も悪くないのに





小心者の爺ちゃんだった。






と、何度か聞いた事がある。










今 思えば、昔には病名がなかったパニック障害だったんだろうか?






と思うシャボンなんだ。











隠居の婆ちゃんは 100才近くまで生きたんだ。







真ん丸の身体で





昔で言う シミーズ一枚着て





ノーブラで(笑)







縁側で タバコを吸って






その縁側には 誰かが 必ず






隠居の婆ちゃんと 並んでワイワイして笑ってたんだ。








田舎に帰ると まず 隠居の婆ちゃんに挨拶するのが






当たり前だった当時







いつも シャボンはお土産を持って







弟を連れて 隠居の婆ちゃんの所に行くとな、








「よ~来た、よ~来た!





ま~立派になってから~♪






男前にベッピンさん!





遠いとこから よ~来てくれた!







……で、誰の子じゃ?」











これがパターンなのであ~る。









認知症とか そんなんじゃないんだ。









孫、ひ孫まで






全部覚えられないくらいの数だからだ(笑)。










一人では大きすぎる家。






そこに 夏の盆には 入りきれんくらい 隠居の婆ちゃん家に みんなが集まる。








実は 大阪や地方に出た人達は







自分の田舎の家を処分せず






置いたまま 出てるので






本来ならば 田舎に帰っても 自分らの居場所はあるんだ。それぞれ。








シャボンは 祖母ちゃん、祖父ちゃんの家があったし






そこに泊まっていたし。












何故、隠居の祖母ちゃんの所から みんな 離れないのか








当時は分からなかった。








でも 大きくなるにつれ






少し シャボンも 隠居の祖母ちゃんの傍に いる時間も増えた。









隠居の祖母ちゃんには オーラがあった。







いても いても 暇じゃない。







みんな 笑って 面白いのだ。











でも シャボンは まだまだ 川遊びとかの方が 面白い♪だったし







また隠居の祖母ちゃん、私の名前 忘れるよな~♪






と思いながら







「川行ってくる~♪」と
行ったもんだった。





「夕方なったら 河童出るから





夕方までには 川から出るんやで~♪」










隠居の祖母ちゃんの言う 河童が シャボンは めっちゃ恐かった(笑)。








遅くまで川にいたらアカン!を






河童!で 子供をすんなり言う事を聞かせてた。






川が深いとこには 昼間、河童潜ってるから連れて行かれる!






隠居の婆ちゃん言ってたし~…






深い場所で飛び込みをしたいけど~…アカン!








シャボンは 恐くて 深い場所には興味があったが






行けなかった(笑)。





この河童は、子供が出来ると婆ちゃんの真似をして、皆が使ってた(笑)











この 隠居の婆ちゃん。






実は 近くに住む 次男夫婦に 面倒を見てもらってた。







一人では大きすぎる家に一人、隠居の婆ちゃんは住んでいた。










隠居の婆ちゃんは 年のせいで






寝たきりになった。









それでも 田舎に帰ると 縁側ではなく





布団の周りに 皆が集まり ワイワイしていた。








隠居の婆ちゃんの 長女は シャボンの祖母ちゃん。








そのシャボンの祖母ちゃんが






置いてた自分の家の台所で泣いてる時があった。









この祖母ちゃんが置いてた家。







この家にもオカンの兄弟、の子供とか







人数的に毎年増えてないか?!くらい 廊下に布団を敷くほど






田舎の大きな家で満員なのだから







コソコソと泣いてるのを






バレないはずがなく、








どうしたんだろ……







まだ子供だったシャボンは







祖母ちゃんの話を聞くオカンや兄弟などの顔を見て








ここには いたらいけない…






と 大人の表情から






外に出た記憶がある。















それは シャボンが大人になってから 色々な流れから







この隠居の婆ちゃんの凄さを知る事となるんだ。















隠居の婆ちゃんは 皆の唯一の相談相手的な人だったらしい。








田舎を出、色々なしがらみ、





悩み、皆一人一人の事を聞き







それを 深刻な顔一つせず





笑いに変えて







そんな事は大きい事じゃない~♪





大丈夫、大丈夫♪






この婆ちゃんが言うんやから間違いない♪







と 皆を安心させ 皆は 笑い







その大きく包んでくれる婆ちゃんが大好きだった。









土産は いつも山ほど。








婆ちゃんは愛されていた。









と思っていた。













実は 婆ちゃんが一番 辛い思いをしていた事にそれぞれ気付いたのは








婆ちゃんが寝たきりになり








何年も経ってからだった。









婆ちゃんは虐待を受けていたんだ。








次男の嫁さんから。









嫁さんからしたら 嫌だったのかもしれない。








面倒見てるのは この私だ。








何故 婆ちゃんとこばっかり人が集まり








私の所には そんな長くいないじゃないか!








私の悪口を言ってるんじゃないのか、婆ちゃんは!








本心は分からない。








だけども ずっと 虐待を受けていたんだ。










それを隠し、隠居の婆ちゃんの長女であるシャボンの祖母ちゃんだったり







自分の子供には 黙ってたんだ。











あるとき、盆に隠居の婆ちゃんの家に行くと








婆ちゃんの身体に アザがある事に 気付くんだ、シャボンの祖母ちゃんが。








側の デカイ灰皿で打ったんだ!とか






そんな事を言ってたらしい。








寝たきりだから 太ももにアザがあるのも おかしい…とか









色々思ってたらしいが







年寄りだから ちょっとした事で アザにもなるんだろう








とか 深く追求しなかったんだ、誰もが。










まさか、とも よぎりもしなかったらしい、当時。









でも アザは増え、年寄りだから






なかなか治らないままの アザまでもが たくさんある。









隠居の婆ちゃんが







長女のシャボンの祖母ちゃんに








「ワシャ ボケとる。




ボケとるから 名前も分からんよ。」








と言った時があり








何を言ってんだ!




ボケてなんか いないだろ~♪









と 皆が集まって言っても








「いや、ワシャ ボケたんじゃ。






だから な~にも 分からん~」









自分がボケているんだと







認知症だと、だから何も分からないと







言い切り、








だけども 誰かが 何かを話すると








アハハハハハ~♪と いつものように笑い







皆は 隠居の婆ちゃん、いつもと変わらんやんけ?







な感じだった。










長女のシャボンの祖母ちゃんが








隠居の婆ちゃんと二人きりの時に









お願いなどしない隠居の婆ちゃんが







こんな事を言った。









「ワシャ ボケとる。






頼むから ボケとる事にしといてくれんか?





隠居の婆ちゃんは ボケた!と。






ボケた事にしといてくれんか?






な~んも 分からんようになってしも~たと。






嫁さんの前で ボケたフリしとる。






嫁さんも こんな年寄り 面倒見てくれとるんや。






腹立つ事もあるじゃろ?





な~んも 感じん、な~んも分からん、







そうしてるとな、嫁さんも楽じゃろ?






されるままじゃ。






だから ボケたように 皆の前でしとるから






頼むから ボケた!と 長女のアンタが 聞いてくれよ。





ワシの言う頼みを聞いてくれよ。





ええか?






ワシは な~んも 分からんボケた婆ちゃんや。






わかったの?」














そう シャボンの祖母ちゃんは言われ









アザを摩り







泣きながら 自分の置いたままの田舎の家に帰って









台所で泣いていた








と言う訳だった。



















隠居の婆ちゃんは 死ぬまで ボケたフリをし、








周りも わかってて ボケた!と ボケてもない婆ちゃんを








嫁さんの前だけ







ボケた婆ちゃんだ!の演技をした。










その時こそ 皆は 婆ちゃんに恩返しするかのように







婆ちゃんの話を 聞く方に回ってた。










だけども 婆ちゃんは








一切、嫁さんの悪口を言うような事は無かったそう。









だから 皆も 婆ちゃんの前では 嫁さんの悪口を言わなかったし







「皆、仲良くするんやで♪」









を 守った。











隠居の婆ちゃんが亡くなった。








アザだらけの身体を 皆が摩り








皆が大泣きした。









そして 田舎に誰も行かなくなった。








婆ちゃんの墓参りだけして帰るみたいな







ワイワイガヤガヤの田舎じゃなくなった。













「誰の子じゃ?」






シャボンの名前を覚えられない隠居の婆ちゃんは







ボケてる訳でもなく、








「男前のアニ(兄)さん!



ま~立派なアニさん つかまえて~♪





よかった、よかった!」










ブルを紹介した時に 隠居の婆ちゃんは





ウェディング姿で写る写真を嬉しそうに








言ってくれた婆ちゃん。











「この婆ちゃんは 凄い婆ちゃんやった。




この婆ちゃんは 賢い婆ちゃんやった。





この婆ちゃんは 大きな婆ちゃんやったな…」










墓参りでは 皆が 婆ちゃんの前で言うのだった。








「婆ちゃん、来たよ!




みんな 仲良くしてるし





安心するんやで、婆ちゃん!」









墓の前で よく聞くセリフだが








「嘘つけ!」と笑いながら








親戚一同のあれこれを 知っとるシャボンが 婆ちゃんが愛したタバコに火を付けながら言うと








皆が マジ切れするんだ。






舌打ちする60才の親戚に(笑)









「婆ちゃんの前じゃ!




婆ちゃんを心配さすな!






はよ、火つけ!!」






とな(笑)。





すんましぇん…で







隠居の婆ちゃんに








「誰じゃ?と思っとるやろ~♪?





シャボンやで~♪これが 花子、これが次郎よ。





やしゃ孫まで覚えられんの~♪?」










墓には 心で呟くのではなく、ちゃんと声出す!







を小さな頃から叩きつけられてたシャボンは







そう言うのさ。
















今 親戚一同 どないも こないもいかないくらいモメとる。









隠居の婆ちゃん。







隠居の婆ちゃんが おってくれたら







きっと こんなドロドロまでならんかったやろうな~。







婆ちゃん、天国でも 安心して おれんよな~









そう思うシャボンだ。