「花子さん…?おられますか?」
ギャー!
家の電話に 面接したバイト先から電話かかってきたしー!
リビングで
面接落ちまくりや…で爆睡してた花子を起こしたら
「なに!?もう!」とな。
いや、キレてる場合じゃないから!
「電話やがな!
面接した所から!」
シャボンが言うと
ガバッ!!と起きた花子が
電話に出てた。
その部屋の扉をそっと閉めたシャボン。
確か…
足し算など 適性があったバイト先だったはず…
ん?
落ちたにしては 長くないか?会話が。
OH!まさか!!
部屋から出て来ない花子の様子を見る限り
これは…もしや…
バン!
扉を開けた花子の回りに
キラキラオーラが!
「ママ~!
採用やてーー!」
と、満面の笑みで抱き着いてきた♪
ってか、抱き着いたまま
抱っこ状態やん、これ。
「ヨシヨシ~♪
良かったな~♪おめでとうー!
よ~頑張ったな~♪」
気付けば、花子の後ろに次郎が飛び付きおんぶ!して来たから
シャボン、かなり重し!
タイミングよく、今日は早くブルが帰ってきたから
「パパ~~♪」
と 抱き着いてたし。
いつもは ブルを臭いー!とか
嫌がっとるくせに(笑)。
その後すぐ
花子は困った様子で
シャボンにこう言った。
「私…そう言えば
キャビアになる為に
面接受ける事になっててんな~…
どうしよ?ママ…」と。
ベストアンサーはなんだ…?
キャビアの面接ってなんだ?
ガンバレ、シャボン!
謎ときを!!
「キャ…ビア?」
ヒントをくれ…的なシャボンに
「キャ!ビア!
ゴルフ場の仕事!」とな。
………。
姉さん…それは
キャディーさんですかぃ。
「それを言うんやったら
キャディー!!」
次郎と同時やったし、シャボン。
「土日だけのバイトになるねん、
キャビア?キャ…キャディー?
ボールをひたすら拾う事を
ずっとするねんて。
それ受かったら どないしよ~?」
だとさ。
部屋が散乱してる花子の部屋。
花子は自ら 部屋を片付け始めた。
綺麗にして~♪
ちゃんとせなな~♪
とか。
近所では 制服着た同級生が高校に行ってる。
同じように小学生の頃 班で登校してた子が
高校に受かった!と耳にする。
説明会に行くから自転車を貸して欲しいとか
何かしら よそが バタバタし始めてた最近だった。
おめでとう!
おめでとう!
よそに おめでとうー!を言い続け
おめでとうー!の物を買い
渡すシャボンを 花子はずっと見てた。
今日、たくさん おめでとう!を花子に言ったんだ。
化粧道具を入れるバックを買ってやろう♪と思ったんだ。
風当たりがキツイ中
泣きながら、八つ当たりしながら 花子は花子なりに踏ん張ってたしな。
八つ当たりされた被害者は 次郎&シャボンだが
1番 この二人が 採用!の電話に喜んださー。
きっと
まだまだ始まりにすぎなくて
花子には厳しい世界だと思うけど
花子は言ってたんだ。
「こんなに 仕事が簡単に見つからないなんか…
もし、何処か受かったら!
一生懸命がんばろう。
だって
もう 仕事を掴めないかもしれんもん♪」
と。
明日はブルの誕生日でもある。
明日はね、
花子に化粧箱♪
ブルにも誕生日プレゼントを買いに行こう。
これから花子が
色々な良い人と巡り会うきっかけになればいいな♪
泣いてばっかいた花子に
良い風が吹くと良いな♪
シャボン。今日 ゆっくり眠れると良いな♪