「ママ!今日 オレ 自分でトイレ行ってん!」
何日ぶりに聞くだろう、
次郎の普通の声。
囁くような小さな声しか出せなかったから。
レントゲンを午前中に写しに行って
結果 腸閉塞。
「昼から 廊下を歩きましょう!
腸をもっと動かさないと
ひどくなりますから。
今が辛抱所です、
痛いけど 朝のようにトイレ行ったり
もっと動かせましょう!」
あい…。
シャボンがいないと
なんとか頑張って 動いてるらしい坊主。
シャボンがいると つい
「痛いな?
ちょっとママにもたれる感じで
ゆっくり起きようか?」
とか、このシャボンが
つい 手を貸してしまう。
ひどくなり、痛さが長引くのは次郎だ、
鬼になれ。
と思うけど
くそぉ…
痛がる次郎に
できねーー……。
「お母さん、オムツを買って来て下さい。
動くと下痢が出る場合があるので。」
で
シャボン、一旦 オムツを買う為に
出た。
病院を。
オムツを買わずに
車で
しっかりしろ!シャボン!
ここは、ちょっと鬼になって
踏ん張って 痛がっても
手~貸さずに こらえろ!
後で うんと褒めて
痛がりながらベッドで我慢する次郎を
ヨシヨシしろ!
出来るか、シャボン!
出来ないなら 帰れ!
その方が次郎は また しっかりと
頑張るやろ!
どうなんだ、お前はー!
と
車で 自問自答。
くそぉ~…
よし、オムツを買いに行こう。
で
この バカタレシャボンが
う………と
どうしても 見てられなくて
必要以上に手を貸し
次郎の状態を悪くさせるようなら
帰る………。
次郎の為に
帰る…(┬┬_┬┬)
くそぉ!
くそぉ!
しっかりしろ、シャボン!