「ママ、助けてー!」
「おばちゃんー!早く来てー!」
ソファーで 鼻おかしなっとるヘロヘロシャボンに出動要請。
でも
子供って なんか いつも
「大変ー!」言うし
「めっちゃ面白いで~♪」
言う割には 面白くなかったりやし
「もー、なんやね~ん!」
要請拒否くらいに動かんシャボンに
ドタバタ階段上って来ては
2階のリビングにおるシャボンに
「アカン!何してんのよ、おばちゃん!
キツネが 死にそうになってるねん!
あそこで!
早く、助けてや!」
とな。
えー?!
キツネー?!
ま、シャボンの住んでるとこはタヌキはおるけどやな…
イタチやろ?
で
「分かった、分かった!」
って言いながら 子供らが言う場所まで 走る、走る!
一体 どない助けんねん。
「あそこ!」
子供らが指さす先は
デカイ用水路みたいな所で
ずっと先は池に繋がってる場所だった。
キツネらしき姿はいず…。
「おかしいな…
少しだけしか動かれへんくらいに弱っててん。
この先に行ってしまったら池やろ?
死んでしまうって!」
子供ら言うし
「池の向こう側に 回って見てみよか?」
また走る走る!
やっぱりいなかった。
「大丈夫やて♪
あっちに緑があるやろ?
こっちは畑やろ?
池に行かず もう逃げれとるて♪」
と言うシャボンなんだけど
「おかしいやんな?
犬じゃない、猫でもないし、
耳が 尖んがってて
濡れてて あんまり動いてなかったのに
おばちゃん呼びに行ってる間に
逃げたんかな?
おかしすぎるよなー?!」
男の子、3人は
キツネにつままれたような顔をしてたさ。
いや、シャボンは鼻をつまみたい心境なんだけどね。
もうヘロヘロじゃー!