今年度最後になるかと思いますが、

昨日、また試写会に行って来ました。

GW公開予定の「わが母の記」という映画で、役所広司さん、樹木希林さん、宮崎あおいさんら実力派俳優がズラリ並ぶ、家族愛をテーマに描く作品でした。

役所広司さんはいうまでもなく、

宮崎あおいさんも、中学生からその10年後に至るまでの主人公の娘、琴子役を務め、

また、認知症を患う老婆の役を演じた樹木さんは、時にコミカルに、時にいやらしく、そして真に迫った場面では本当に引き込まれるような演技をなさっており、特にすごかったです。

そして、この映画は、静岡県で撮影したという事ですが、

景色の映像が、全編通してとても綺麗で、それだけでも見る価値がありました。

また、家族の自然なやりとり、会話や、美しい原風景、昭和のゆっくりとした時間の流れなどが丁寧に描かれており、

一見すると、それは大げさや物語を盛り上げるための不自然な山場みたいなものがなかったように感じられ、

普段であれば、物足りなく思えてしまいそうなところですが

それが余計に物語に深みを与え、

いい作品に仕上げているように思いました。

壊れゆく母の中に、それまで決して実感することができなかった自分に向けられた確かな愛があったことを知った時のシーンは、それまでのわだかまりや様々な思いがあった分、言葉にし尽くせない思いでいっぱいになりました。

ただ、この作品を本当に理解するには、まだまだ僕自身の成長が足りなかったかなというのが正直なところで、

是非また何年後かにもう一度みてみたいと思います。

その時自分が何を思い、感じるのか、とても楽しみです。

そんなわけで、

今回もまたオススメの映画です。

皆さん興味をもたれたら是非鑑賞してみてください。

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