タケさんよぉ。あんた、また大嘘ついたな。シンフォニー・オーケストラが初めてライヴ・コンサートのステージで取り上げた映画音楽は、1977年に初作品が公開されたスター・ウォーズじゃねえんだよ。「南極のスコット」という1947年に公開されたイギリス映画が在るんだよ。サウンド・トラックを書いたヴォーン＝ウィリアムズが、映画音楽からの〜コンサート用交響曲！として再構成して1953年にイギリスのマンチェスターでバルビローリ指揮ハレ管弦楽団によって世界初演された「南極交響曲」が在るんだよ。
「オーケストラの楽器」というＢＢＣ（イギリス放送協会）が制作して1946年に公開された音楽教育映画も在るぞ。コンサート用楽曲としての曲名は「青少年のための管弦楽入門」で、映画の公開と同じ1946年にサージェント指揮リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団によって世界初演されている。この曲名は、あんたでも知ってるはずだから、大嘘つきか大バカ野郎のどちらかだな。