マッシュ MASH 

1970年公開!

ちょっとクセのあるロバート・アルトマン監督の戦争コメディー!

カンヌ映画祭グランプリ受賞!!

昔、TV放送で見たっきりで、今までまともに見たことがなかったんで、ついに今宵、WOWOW放送版で、初鑑賞!

シネスコ、5.1ch。

やっと、ホンモノを見れたってことで、感慨深かったです!(笑)

主題歌は、当時、FMの映画音楽番組で、何回も流されていたんで、オープニングからもう、懐かしさでいっぱい!!(笑)

 

で、気が付いたことアレコレ。(笑)

・ TV放送版ではあまり気づかなかったけど、血まみれの手術シーンがやたら出てきて、リアル。  

・     多分にドキュメントタッチ。 だから、コメディーなのに、ザラザラとした暗さを感じる。 アメリカ映画らしい明るさはなし。

・     主役のエリオット・グールドとドナルド・サザーランドがどう見ても、優秀な医者には見えないのに、優秀な医者の設定になっている!

かなり見てて違和感がある!(笑)

正直、その行動、言動(下ネタ連発)から、ニセの医者に見えてしまう。(笑) 

私は、設定ミスだったと思う。

・     日本の場面があったのには、驚いた!!(笑) 

まったく記憶がなかったので、TV放送版ではカットしていたのかも? 

でも、一目瞭然だけど?(笑)、実際に日本ロケしているわけではないと思う。

・     あのロバート・デュバルの出番が意外に少なかった! 

TVで見たときは、デュバルの場面が一番印象に残っていたので(笑)、主役級の活躍をしていたと勝手に思い込んでいた・・・・・・。(笑)

・     ラストのオチが斬新でシャレてる!(笑)  なかなかいい。 

こういうオチって、絶対最初から考えつかないはずなので?、作ってる途中で、偶然、ヒラめいたんだろうなあああ。 天才の成せる技ですよ。

アルトマンがヒラめいたのかな?

・     良くも悪くも、当時流行った、アメリカン・ニューシネマ!!

 

私的には、あまりにも毒がありすぎて笑えないブラックコメディーになっていたので、好きな映画にはならない。 ← このギャクセンスは、日本人には受けないと思う。

もっと、明るく楽しいものにならなかったのかな?

アメリカ映画らしからぬ感触。

まあ、アルトマンの手にかかると、みんなこうなっちゃうんだろうねえええ・・・・???(笑)

 

ただ、当時のアメリカの閉塞した空気感はよく出てたと思うので、重要な映画であることは間違いない!

とりあえず見る価値はあった!!(笑)