リーサル・ウエポン4 LETHAL WEAPON 4

1998年公開!

「リーサル・ウエポン」シリーズ第4弾!

先日から、1,2,3と見てきて、大変楽しめたので、この4にも期待がかかる!

WOWOW放送版で、ついに初鑑賞!!(笑)

シネスコ、5.1ch!

 

今回は、あのジェット・リーが出てたんで、シリーズ定番の格闘アクションに、ホンモノの迫力が付け加えられ、また違った意味で新鮮!! 

スピードがぜんぜん違うんですよ! 

他の俳優の動きが、いかに遅いかが明確にわかるんで、もうビックリ!!

見ながら、あーーー、彼が、ブルース・リーだったら、最高だったのになあああって何度思ったことか!!

失礼ながら、ジェット・リーは、あまりカッコ良くない。

見た目、学生服の似合う真面目なお坊ちゃまって感じ!?(笑)

そんな好感度のいい彼が、ここでは、悪役!を演じてるんで、違和感がある。

彼のファンにとっては不満だったはず! 

できれば、最後は改心して、メル・ギブソンと協力して、本当の悪を倒す強力な助っ人であってほしかったな・・・・・・。

・・・・・・あ、そうなったら、完全に主役を喰っちゃうんで、マズイか!!(笑)

 

監督は、またまたリチャード・ドナーで、これで、シリーズ全作を監督したことになる!

こういうことは、珍しいんじゃあないかな?

でも、そのおかげで、全作、面白い!!

駄作は生まれなかったと思う。

だから、シリーズの順位はつけられなくて、私は、1,2,3,4、すべてがベスト1だと推します!!

「スター・ウォーズ」とか「スーパーマン」、「ハロウィン」、「13日の金曜日」、「ジョーズ」とかのシリーズは、あきらかに順位がつけられるけど(笑)、「リーサル・ウエポン」シリーズは、どれもに、まったく欠点がなく、ムラがなく、すべてが安定!

すべてに、それなりの満足感がある!!

いやああ、素晴らしいことですよ!!

ドナー監督がいかに優秀か、一目瞭然!!

他の作品も追いかけてみようっと!!(笑)

 

私がまだ見てない、ドナー監督の注目作品をあげておくと、

「おませなツインキー」(1969)、「レディホーク」(1985)、「グーニーズ」(1985)、「マーヴェリック」(1994)、「暗殺者」(1995)、「陰謀のセオリー」(1997)

ってとこかな。

 

<「リーサル・ウエポン」シリーズに共通する特徴>

◎   アクション映画だけど、人間ドラマがしっかり描かれている。

  それぞれの登場人物が、シリーズを通して、ちゃんと人間的に成長していく。

◎   アクション映画だけど、コメディタッチである。 笑えるシーン満載。

◎   ものすごいアクションシーンが連発する。 大興奮!

◎   ものすごい爆発シーンがある。 大興奮!

◎   格闘アクションがある。 大興奮!

◎   突然、予期せぬ意外なことが起こる。 ビックリ仰天!! 

◎   脚本がうまい! よく練られている。

それぞれの作品に明確な起承転結があり、シリーズを通しての起承転結もある。

◎   脚本がうまい! よく練られている。 ひとつのシチュエーションが次の展開に気持ち強くつながっていく手法をとっているので、興味がずうううーーっと続いていく。

◎   セリフがうまい! よく練られている。

全編かけあい漫才みたいなセリフの応酬。 見てて聴いてて楽しめる。

単純におもしろいだけじゃあなくて、あとあと、そのセリフが活かされていたりする。

◎   編集が目まぐるしく速い。 この編集のリズムが最初から最後まで続くので、驚きである!

さらに、シリーズが進むごとに、編集のリズムも速くなっていく!

  当然、アクションシーンにおける編集の切れ味も最高である。

◎   編集が速いので、展開に緩急がなく、常に、「 急 」で、進んでいく。

本来、同じ編集リズムが続くと、見疲れして、ウンザリしてくるものだが、この映画は、その合間合間に、ものすごいアクションシーンがあるんで、まったく飽きることがない。 また、話が面白いことも飽きない要因。

◎   音楽が、どの作品も感覚的には、まったく同じである。(笑)

◎   監督が、すべて、リチャード・ドナーである。

◎   シリーズすべてが、快作である。 面白い映画を見た!という満足感がある。