野生のエルザ BORN FREE

1966年公開!

ライオンと人間との交流を描いた感動の実話。

音楽がジョン・バリーで、アカデミー作曲賞と主題歌賞を受賞!

映画音楽ファンなら、知らない人はいない、名曲中の名曲!

私も、昔っから、曲は知ってたけど、映画のほうは、見たことがなく、いつか見たいなあと思っていたら、今日になってしまいました!(笑)

レンタルDVDで、初鑑賞!

シネスコ、音声はモノラル。

音楽は、ほぼ全編に渡って、鳴りっぱなしで、劇的効果は、抜群!

さすが、ジョン・バリー!!

ときおり、007映画みたいなスケールのでかい曲が流れてくるところは、御愛嬌か。

ほんと、一瞬、007映画かと思ったほど!(笑)

自分、バリーは、初期の頃の、このようなパンチのきいたメリハリのある曲が大好きで、後期の作品は 耳が? 受け付けなくなるほど、大嫌い!(笑) 

なぜかゆったりめの曲が多くなり、メロディもハッキリせず、やたらダラダラと演奏を続けていくんで、聴いててウンザリさせられたから。

これじゃあダメでしょうと。 

あきらかにスランプ状態だったと思う?

絶好調の時は、アカデミー賞には恵まれていて、

なんと!

「野生のエルザ」(1966)、「冬のライオン」(1968)、「愛と哀しみの果て」(1985)、「ダンス・ウィズ・ウルブス」(1990)で、受賞してる!! スゴイ!!

アカデミー会員は、皆007が大好きだったんじゃあないのかな?(笑)

「ブルース・リーの死亡遊戯」(1978)も担当してるんで、ブルース・リーファンからも一目置かれてたからなああ・・・・。(笑)

 

さて、「野生のエルザ」なんだけど、

調教されているとはいえ、全編、子供や大人のライオンと平気で戯れながら演技をするのは、並大抵のことじゃあなかったと思う。

勇気ある、役者陣、スタッフ陣に脱帽です!!

素晴らしい!!

今じゃあ、できないでしょうね。

原題の「BORN FREE」の神髄を知ったとき、涙が出るほど感動しました!

いい映画です。

 

主題歌賞を受賞した、マット・モンローの歌なんですが、先日見た、同じジョン・バリーの「さらばベルリンの灯」(1966)とは違い、しっかりとエンドタイトルで流れてきます!!

いい主題歌は、こう使わなくっちゃいけません!!

ラジオから流れてくる使い方はNGですよ!!

 

サントラは、なかなかCD化の気配がなかったので、中古のLPレコードを先に買っちゃいました!(笑)

初めてCDになったのは、2004年!!

見終わって、超久しぶりにレコードとCDを鑑賞。

内容は同じで、ジックリと聴き比べてみたんですが、レコードのほうが生き生きとしたシャープな音で、迫力があり、感動するんですが、CDのほうも、CD特有の?ちょっとこもった音質ながら、落ち着いた感じで、そんなに悪くない聴き心地でした。

要は、

レコードで聴くと、荒っぽい音に感じ、

CDで聴くと、キチンと整理された落ち着いた音に感じました。

レコードで、ある曲の高音部分で、かすれたように歪むところがあり、レコードならではの音なのかなああと思っていたら、CDでもそうだったんで(笑)、これはもともとの録音が悪かったんですね。