続 ある愛の詩 OLIVER'S STORY 

1979年公開!

先日見た「ある愛の詩」(1970)の続編。

やはり1作目の続きが存在している以上、見ないわけにはいかないでしょう!(笑)

今まで見たこともなかったんで、今宵、待望の初鑑賞となりました! ← TV放送されたことあったっけ?

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監督、音楽は、交代。

主演は、もちろん、引き続きライアン・オニール!

ライアン・オニールといえば、私の中では、スタンリー・キューブリックの「バリー・リンドン」(1975)での印象が強い。

この映画で初めて存在を知ったと思う。

特に好きな男優ではなかったけどネ。(笑)

あのキュートで可愛いティタム・オニールのお父さんとか、TV「チャーリーズ・エンジェル」で大ブレイクした、あのファラ・フォーセットと結婚した男として、認知してたかな?

もちろん、「ある愛の詩」の主演者としても。

ただ、ライアン・オニール目当てで、彼の出てる映画を見ようと思ったことは、一度もない!(笑)

いずれも、監督目当て、音楽目当て、共演の女優目当て、好きなジャンルの映画目当てであったからであり、

見てみたら、たまたまライアン・オニールが出てたということにすぎない。(笑)

 

今回もぶっちゃけ、共演者が、キャンディス・バーゲンだったから、見る気になったと言える。(笑)

彼女じゃなかったら、見る気になっていたかどうか?

また、フランシス・レイのあの曲を再び使うはずがないので、音楽的にも期待が持ててなかったしね。 現に、「続 ある愛の詩」の音楽が当時から評判になっていたことは聞いてないし。(音楽は、リー・ホルドリッジ)

← 悲しくて感動的で、大ヒットしたメロディを安易に続編に使うほど、映画人はバカじゃあないとも思っていたから! 

あのメロディは、1作目のカップルに向けられたものであり、片方がいない、2作目では、どう考えても、使いようがない!

シリーズでズゥーーっと、同じメインテーマ曲を使い続けた、「ジョーズ」とか「スーパーマン」、「スター・ウォーズ」、「ランボー」とは違うのだ!

 

さて、この続編。

誰もが予想できることは、失意のどん底にあったライアン・オニールに、ようやくキャンディス・バーゲンという素敵な恋人ができ、いろいろなことは、あったけど、最後には結ばれて、メデタシメデタシになるという展開。

自分も、当然そうなるだろうと思いました。(笑)

そうならなきゃあ、いけない映画。 必然の帰結。

 

でも、実際は・・・・・・・・。

あーーー、こうきたかと!(笑)

うすうす、こういう展開もありかなーーと、途中から思いはじめたんだけど、それは、一番自分がそーなってほしくない?結末。

でも、実際、そーなってしまったんで(笑)、ちょっと残念。

なんか、違うんだよなあああ・・・・・。(笑)

この落としどころだと、イマイチ、つまんないね。

一気に、この映画の評価は下落! 少なくとも自分の中では!(笑)

 

さてさて、どんな結末だったのか・・・・・・・。

それは、実際見て、確かめてくださいませ。(笑)

 

ちなみに、冒頭のあるシーンで、フランシス・レイのあのメロディが流れてきました。

この使い方は、正しいと思います。(笑)

しかし、アメリカ映画って、けっこうクールですね。

日本映画だったら、前作の映像の数々を、回想シーンとしてバンバン出して、あのメロディ使いまくって、感動をむりやり盛り上げようとするはずなのに、この続編では、それがまったくない!

前作のことは、観客の想像にまかせるにとどめています。

こういう抑える姿勢は、素晴らしいと思う。

映画をよくわかってると思います。