故郷への長い道 スター・トレック4             STAR TREK Ⅳ  THE VOYAGE HOME

1987年公開!

劇場版「スター・トレック」 第4弾!

「カーンの逆襲」と「ミスター・スポックを探せ!」で、どーしても「スタトレ」は、自分の肌に合わないと判断!(笑)   ← 1作目だけは別格扱い。(笑) これはイイ。(笑)

しかも「 4 」は、現代にタイムスリップするらしい!!??

このとんでもない内容にも拒否反応!!(笑)

当時から関心なし!!

音楽もジェリー・ゴールドスミスじゃあなかったこともあり、今の今まで、見たことがなかった作品!

ようやく今宵初鑑賞!!

WOWOW放送版で!! シネスコ、5.1ch。

 

ただ、ジェリー・ゴールドスミスが、シリーズ作品を何本か担当していることもあり、「スター・トレック」の音楽集CDは、何枚か持っていて、そこで、初めて「 4 」の曲を聴いたら、あまりの良さに感性が即座に反応!!

映画を見てないのにもかかわらず、サントラCDは、ゲットしちゃいましたよ!!(笑)

担当は、レナード・ローゼンマンで、「続猿の惑星」(1970)とか、「悪魔の追跡」(1975)、「ザ・カー」(1977)、「プロフェシー/恐怖の予言」(1977)なんか、もう、大好き!!(笑)

不協和音を取り入れながらも、単に鳴ってるだけの曲にはなってなく、劇的効果は抜群に上がってるし、音楽だけ聴いても鑑賞に耐えられる素晴らしさで、いつも気にしてた作曲家だったんで、またやってくれたなああと!!

スタンリー・キューブリックの「バリー・リンドン」(1975)でアカデミー編曲賞を受賞! ← キューブリックの選曲した既成曲の編曲。

ちなみに、その年の作曲賞は、ジェリー・ゴールドスミスの「オーメン」!!

ジェリーと2ショットでオスカー像を持ってるローゼンマンのスチール写真が映画雑誌に載っていたんで、これを見て、印象づけられてもいた!!

一連の「スタトレ」のテーマ曲としては、ジェリーの曲の次に、いいんじゃあないかな。 とにかく躍動していてカッコイイ!! 聴いてて元気が出る曲です!!

 

で、本編。

現代にタイムスリップする話は、さすがにやりすぎだと思ったけど(笑)、まあ「スタトレ」のB級SF感覚を尊重して、ここは我慢我慢。(笑)

割り切って見れば、それなりに楽しめました!!

お約束になってる?、相変わらずの禅問答のような会話、各キャラ同志のユニークなセリフの応酬は、聴いてて、非常に面白い!! ← 面白く感じたのは・・・・・、                                      私も・・・・、この独特のリズムに完全に慣れたっていう証拠ですかね?(笑)

また、いつも暗い宇宙空間でしか見れない宇宙船も、今回は、昼間に見れたんで、映像的に新鮮だし、今までにない、スゴイ迫力も感じて、GOOD!!

 

ただ、意外なことに、レナード・ローゼンマンのあのカッコイイ!テーマ曲が、劇中、効果的に流れてくることがなく、どのシーンも音楽的に盛り上がりに欠けていたのが残念。 ローゼンマン、どうしちゃったんだ!?(笑) 衰えたのか!?

私の聴き漏れ?(笑)かもしれないけど、このテーマ曲は、主に、メインとエンドにしか使われてない。??

せっかくいい曲なのに、もったいない!!

私だったら、全面的に使いまくるけどなあああーーー!!(笑)

ゴールドスミスの担当した作品は、どれも、メインのテーマ曲は、劇中でも流れてきて、最高に盛り上げてくれたのにネ!!

これは・・・・・・・、監督のせいかもしれない。

音楽が良くわかってる監督だったら、そういう聴かせどころは必ず作るのに!!

監督は・・・・・、アレ? スポック役のレナード・ニモイじゃん!!(笑)

前作「ミスター・スポックを探せ!」に続いての登板!!

・・・・・そーいうことか・・・・・・。(笑)

きっとみんな忙しくて、音楽まで考える暇もなく?、全部当日、ぶっつけ本番での音入れだったんじゃあないのかな!?(笑)

こんなにメインテーマ曲がいいんだから、劇中、いっぱい使わなきゃあ損だったのに!!(笑) 

                                                          ちなみに 「故郷」は、 <ふるさと> と読むそうです。(笑)

私は、ズーーーーーっと、 <こきょう> って読んでました!!(笑)