ブラッディ・バレンタイン MY BLOODY VALENTINE
2009年公開!
先日から見てた「プロムナイト」がらみで、急に同じカナダ映画の「血のバレンタイン」を見たくなり、まずは、そのリメイクから消化していこうという趣向。
「ブラッディ・バレンタイン」は、当時劇場で見てます!
当時のタイトルは「ブラッディ・バレンタイン3D」!!
超久しぶりの3D映画での公開で、日本語吹き替えのみ、エンドクレジットの音楽は、日本人の歌が使われていたらしい?(笑) ← こんな状態で公開されたなんて、今やまったく記憶なし!(笑)
私が最初に劇場で見た3D映画は、「13日の金曜日PART3」!!(1983年日本公開)
その飛び出し効果は、抜群だった!
冒頭のメインクレジットからすでに飛び出してきたんで!
観客は、その立体感に感動!感激!拍手喝采大騒ぎ!!(笑)
映画自体は、つまんなかったけど(笑)、3D映画としては、大変楽しめて、この飛び出し効果だったら、この先にも期待できるなあああと感心。 ← でも、次の「ジョーズ3D」(1984年日本公開)は、なぜか見に行かなかった!!(笑)
だから、「ブラッディ・バレンタイン3D」も、「13日の金曜日PART3」以上の飛び出し立体効果に超期待!
立体映画って、アトラクション的要素があるんで、通常よりワクワクドキドキしながら見に行ったと思います。(笑)
・・・・・・・・
しかしながら・・・・・・・・・。(笑)
うーーーん・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
なんか違う!!(笑)
これは、
明らかに、今までの立体映画のコンセプトから、はずれてしまった感があるぞ!!??
正直、ぜんぜんノレなかった!! 超期待外れ!!(笑)
そのせいか、映画自体もつまんないものに!!
よって、すぐに、忘却の彼方の作品に!!(笑)
永遠に封印してもいいくらい?(笑)
要は、飛び出し効果というよりかは、全体的な映像に今までにない立体感を持たせただけの仕様になってたんですよ!!
確かに、この立体感は、「13日の金曜日PART3」には、なかったもの。
だから進化はしてるんだけど、飛び出し効果は、逆に退化していて、見ててウンザリ!
モノが飛び出す描写はいっぱいあったけど、そういうカットは、すべて一瞬で終わってしまうんで(笑)、見てる側は、飛び出したオドロキを感じることがない!
本来は、ジックリ、見せる必要があるのに、そうなってない!!
通常のテンポで編集しちゃってる!!
3D映画ならではの、飛び出してる効果をじっくり見せてくれる間が、まったくない!!
「13日の金曜日PART3」には、それがあったのに!!
これは、ダメだなああーーー、せっかくの立体映画が、台無しになってる!!
飛び出したら、しばらくそのカットのまんまで、じっくりと見せていてくれなきゃあ!! 見てる側が、目の前に飛び出してる映像を、触って確かめる時間を残しておいてくれなきゃあ!!
その後の進化したデジタル3Dでも、なぜかそれを引きづってるんで、これでは、根本的な立体映画の意味がなくなっちゃってると思い、毎回憤慨!!(笑)
見るたんびに、興ざめしてました!!!
これじゃあ、わざわざ、立体にする必要性がない!!
さて、そんな「ブラッディ・バレンタイン」(笑)、今回は、レンタルDVDで鑑賞です!!
初めて字幕スーパーで鑑賞することになります。
もちろん、2D版です。
いやああ、ビックリ!(笑)
意外に映像がきれいで、劇場では、3D用のメガネをかけて見たんで、映像が暗めになってた印象があったけど、今回は、明るくて、感動しました!!
いやあああ、なかなかいい!!
それと、冒頭から、もう、スプラッターシーンが全開してたんですね!!
想い出しましたよ!!(笑)
劇場では、予想外に飛び出し効果のない、飛び出し演出に、興ざめして、ウンザリして見てたんで(笑)、ぜんぜんそんな描写があったなんて、記憶をなくしてたんだけど、今回は、そんなウンザリ感はなく、普通の恐怖映画として楽しめ、改めてそのやりすぎともいえるハードな残酷描写の数々を堪能できました!!
不思議なもんだなあああ。(笑)
でも、傑作といえるわけではなく、
マイナス点は、サイコ的な要素を入れて、複雑な内容にしすぎていたことか。
単純で、わかりやすい話のほうが良かったな。
変に、考えこんじゃうのは、この手の恐怖映画には似合わない!(笑)
まあ、
オリジナルをオマージュしたシーンもあったり、サスペンス演出もなかなかうまく、劇場で見たときよりかは、数倍楽しめたのは良かったけどネ!!
まったく効果のない、ノレない3Dという要素がなくなったおかけで、こうも面白くなっていたとは!!
飛び出し効果のない3Dは、やっぱ、いらないな。
私が見たレンタルDVDは、当時の日本公開版と同じく、モーテルでの×××シーンが、大幅にカットされた版です。 これがあるとR-18になったらしい。
アメリカ版には、もともとあったようで?、日本では、完全版と表記されたDVDには、入っていたようです。
このカットされたシーン、自分、どっかで見たことあります。
アレ、どこで見たっけ? あんまり感心なかったんで、このことも忘れちゃいました!!(笑)