未知空間の恐怖 光る眼 VILLAGE OF THE DAMNED
先日見た、ジョン・カーペンターの「光る眼」(1995)のオリジナル版!
近所のレンタル屋にはもう置いてなかったんで、DVDをレンタルしてるところを見つけだして(笑)、ついに初鑑賞です!
続編の「続・光る眼 宇宙空間の恐怖」もいっしょに収録されていたんで、これも近々見てみます!
で、見たんですが、
やっぱり、このオリジナル版のほうが圧倒的にいいです!
なにしろ開巻早々から、すぐに事件が起きますからねえ・・・。
その後の展開もスピーディで、息つくヒマもないほど、恐怖シーンが続きます!
一方、カーペンターのリメイク版は、それぞれの事件が起きる前の説明がやたら長く、展開もゆっくり!! それと、目新しさをだすためか、オリジナル版にはないシーンをアレコレ付け足してる。 だけど、この付け足しは、余計だったなあああって、ハッキリと実感!!(笑)
ほんと、オリジナルのまんまでよかったと思う! テンポが悪くなってる!!
名作は、どこもいじっちゃあダメなんですね!
あのヒッチコックの傑作「サイコ」のリメイクも、オリジナルそのまんまの脚本、そのまんまのカメラワーク、そのまんまの音楽と、ほぼ変えてなかったので、私は、これは大成功だったと思います!(そのまんまで作ったことに、拒否反応を示す人が多かったみたいだけどネ。)
上映時間は、このオリジナルは、77分、カーペンターのリメイクは、98分。
約21分も、リメイク版のほうが長い!!
これは、説明部分が加わってることと、新規付け足しの部分があるからということになる。
ますますカーペンター版「光る眼」は、分が悪い。(笑) これを救うには、再編集しかない! 音楽の差し替えしかない!
オリジナルに忠実な編集にして(長い説明部分、新規付け足し部分はカット!)、いつものカーペンター節の音楽に変えるべし!!(笑)
傑作ばかりだった、カーペンター作品の中では、唯一の失敗作!! ここに確定!!
リメイク失敗です!!