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DIVAディーバ

1983年公開! 

ジャン・ジャック・ベネックス監督の素晴らしい感性が爆発した、一味変わった犯罪映画!! フランス製らしいセンスが、全編にみなぎってます!

当時、劇場で見ました!

何で見る気になったのか思い出せないけど(笑)、TVとか雑誌で、さかんに宣伝していたから?興味を引いたんだと思う?

お洒落なミニシアター、シネヴィヴァン六本木で見たと思い込んでたら、記録を見たら有楽シネマというところ! どこにあったんだろう?

劇中流れるピアノの曲が抜群に良く、サントラCDはすぐに買いました!!

既成曲っぽかったけど、音楽担当ウラジミール・コスマのオリジナルらしい。

 

今回急に見たくなり、WOWOW放送版で、劇場で見て以来の鑑賞!

なんと40年ぶり!!

覚えていた映像が出てくるたんびに、感激しましたよ! 感無量!!

細かな内容は忘れていたので、改めて見て、こんなに複雑な話だったのかああああって、オドロキました!! けっこう入り組んでるんで、気を抜くと訳わかんなくなります!!(笑) ← 多分当時見たときは理解できなかったはず!(笑)

今回の鑑賞で、すぐに感じたのは、あのアルフレッド・ヒッチコック監督の「ファミリー・プロット」(1976)に感覚が似ていたこと。

展開の複雑さも似ている。

たぶん、ベネックス監督も、ヒッチコックタッチを狙ったんではないかな?

 

注目ポイントは、

◎素晴らしいピアノ曲が流れる、主人公とディーバとのロマンチックなデートシーンにおける天気!!

このシーン、雨が降ってたんですね! 初めて気づきました!

自分の記憶はずううっと晴天で(笑)、そこの場面が使われているポスターを見て、ディーバがさしてる傘は、日傘だと、今の今まで思い込んでました!!(笑)

今回、見たら、雨!! その傘は、雨傘だったんですネ!!(笑)

意外や意外!!

きっと撮影時、予期せぬ雨が降ってきて、そのまんま雨天決行で撮ったんではないかと推察します。 最初から雨の設定として撮ったとは思えないからね。

◎あのポルシェ924が出てます!

劇中、ボロボロのフランス車がいっぱい出てくるんですが(笑)、謎の男たちの車として、924が突然登場!! 新車のようで、ピッカピカで、メチャクチャかっこいい。 存在してるだけでオーラが出てました!! ← 残念ながら走るシーンはなし。 止まってるだけ。 それも夜。(笑)

◎ミニバイクが疾走する地下鉄構内の壁に、当時日本で大人気のティタム・オニール主演の青春映画「リトル・ダーリング」のポスターが貼ってあったのを発見!!

「リトル・ダーリング」は、1981年の作品。 「ディーバ」も1981年製作なので、撮影時に、本当に貼ってあったポスターをそのまま使ったんだと思われます。

ちなみに、この「リトル・ダーリング」、日本ではなぜかソフト化されてないようです。

そのため、余計目についちゃいました!!