UNE VIE DE CHAT

 パリ猫ディノの夜

2013年公開! フランスのアニメ映画!

図書館で借りた某映画関連の本で紹介されていて、直感的に自分、興味を引き、見たくなった作品! 他にも見たいものが何本かあったけど、今や超絶レアになってしまったようで、調べてもソフトが見つからない! ← VHS止まりだったりとか・・・。

唯一この作品だけが、運よくWOWOW放送版で録ってあったんで(笑)、ラッキー!!って小躍りして、さっそく見たしだい!(笑)

初鑑賞!!

めずらしく外国アニメ!

だいぶ前に見た「ペイネ愛の世界旅行」(1974) ← メインテーマ作曲エンニオ・モリコーネ! 以来か。

外国のアニメって、日本のマンガとか、アニメに慣れた目から見ると、ちょっと絵のタッチが生理的に合わない気がするのは、私だけではないと思う。

何か違うんだよなあああ・・・・。 

取っつきにくいというのか、多分に劇画的というのか・・・・。

この「パリ猫・・・」も、その例にもれず、パッと見は、かなり好き嫌いに分かれるタッチだと思う。

本に載ってたポスターデザインを見ても、見る気が起きてこない。(笑)

主役の猫が描かれてるけど、飛びぬけてかわいいわけではないんで。

じゃあ、なんで見たいと思ったのかというと、その本の文脈からなんですよ。(笑)

そこまで語るんだったら、見なきゃあいけないなと!!(笑)

← 作者の意気込み、筆力の勝利というわけ!!??(笑)

 

正直、最初の数分間は、やっぱり、絵のタッチが合わないなああ・・・、失敗だったかなああって思ったけど、意外なことに、すぐに話が面白くなったんですよ!!(笑)

なかなかいい展開だと!!

その面白さにだんだんと引きこまれていくうちに、違和感のあった絵のタッチがまったく気にならなくなり、むしろこのタッチのほうが、この映画の内容には、シックリくるんじゃあないかと思い始めて、ノリノリで見通せることができました!!

おそらく、この話だと、日本のアニメタッチで描かれたら、ぜんぜん面白くならなかっただろうと思いました!!

とにかくお洒落なんですよね。 

この特有のセンスは、日本のタッチじゃあ、ダメですネ!!(笑)

さすがフランス!! フランスならではの香りが良く出てました!!

いやああ、いい。 実にいい!!

途中から、猫のディノをはじめとしたキャラたちがすごく愛おしくなってきて、いい気分・・・。

音楽もお洒落だし、見てよかったですよ!!!