<エンニオ・モリコーネ作品 雑記>
要塞
1970年公開の戦争アクション!
音楽エンニオ・モリコーネ!!
だいぶ前に買った縮小パンフが同梱されていたDVDで鑑賞!
初見はTV放送で、モリコーネの音楽が良すぎて、感動!感涙!
サントラが欲しくてしょうがなかったけど、TV放送時点で探しても、当然ないわけで(笑)、当時日本で出たシングル盤は、数十年たって、やっと中古で入手。
LPレコードのほうは、海外の海賊版を、それより前に入手。← A面 「要塞」 B面 モリコーネの超レアな作品集という構成。(現在でもここだけでしか聴けない音源の曲あり!!)
聴くたんびに、涙涙ですよ。
涙腺を刺激する、絶品のモリコーネサウンドです!!
で、今回、ようやくまともな形で鑑賞!!
やっとホンモノを見たって感じ!(笑)
110分もあるんで、TV放送は、20分ほどカットされてたことになる!
印象に強い作品だったんで、けっこういろんなシーン覚えてました!!
モリコーネの音楽、やっぱり、いいですねええええ。
子供たちが、メインのテーマ曲を口笛で吹くところなんか、他のモリコーネ作品でも良くやるやり方なんで、ゾクゾクしました。(笑)
で、今回見たDVD版で、おかしなところがあったんで、言及しておくと・・・。
① 森を歩いてた主人公が子供たちにダムの場所を聞くと、ここから11キロとか15キロのところだと。 で、次のシーンでは、もうダム。(笑)しかし、こんな距離、子供たち大勢が簡単に移動できるわけがない! 往復30キロ!! 何時間もかかるはず!
で、ダムのシーンのあとは、また元の森のシーンに戻ってる。
?????
編集上、つながってないんじゃあないかな!?
② 設定上、夜のシーンでも、この映画は、昼間になってるところが多々あり!!??(笑)
しかもそれを実際夜間に撮影したシーンと組み合わせてるため、夜と昼が交互に出てくる珍場面になってる。(笑)
夜、子供たちが、病人の治療をしてもらおうと女医に助けを求めて、自分たちのアジトに連れていくシーンで、途中から昼間になるんで、オヤっと思ったのが最初。(笑)
アジトに連れていく過程で、朝になったのかな?ぐらいの許容範囲だったのが、
クライマックスのダム爆破のシーンで、その引っ掛かりがついに確信に変わります!!!(笑)
TV放送で見たときは、全シーン確かに暗かったのに、このDVD版は、夜と昼がゴッチャになってる!(笑)
ダム上部でのシーンは夜なのに、下部では昼になってる!(笑)← もちろんあからさまな昼ではなく、ちょっとダークな昼だけどね、(笑)
これはおそらく、夜のシーンでも、昼に撮影して、上映プリント作成のときに、そこの部分の焼きを暗くして?、夜に見せる?方法をとってたようで?、ビデオ化するときは、そのまんまのネガを使ったために?、こういうおかしなことになったと推測されます。
まあ、明るいほうが見やすくていいけどね。(笑)
一番の見せ場が、全部暗いとイヤになったりするから、まあ許しましょうか。(笑)
← 前に見た「悪魔のはらわた」のブルーレイもそんな場面あり。
「オーメン」も、劇場で見たときは暗かったシーンが、ビデオで見たら、夜のシーンなのに、随分明るかったので驚いたことがあった。
劇場版は、全体的に暗めの傾向、DVDとかブルーレイになると、明るめの傾向になるようですネ。(笑)
③ ダムが爆破によって決壊、勢いよく水が流れ出すんですが・・・ ← この特撮は大迫力!!
その後のシーンがまったくないので、拍子抜け!(笑)
敵にどれだけの損害を与えたのか、よくわからない。(笑)
主人公たちが逃げた先に、水が流れていったようにも見える位置関係なので、不思議にも思う。(笑)???
おいおい大丈夫なのかと? けっこう、いいかげんだなあああ!!(笑)
さすがイタリア映画か!(笑)
ただ、戦争の悲惨さ、作り手たちの想いは、よく伝わり、感動感涙はするんで、
良しとしましょうか!!!(笑)
とにかくエンニオ・モリコーネの音楽が素晴らしすぎるんで、ぜひ、見て聴いてください!!
特にラストは、号泣必至!!
オススメ!!!