<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

男の出発

1973年公開の西部劇。

<おとこのしゅっぱつ>ではなく、<おとこのたびだち>と読みます。(笑)

音楽 トム・スコット&ジェリー・ゴールドスミス!

ゴールドスミスがどこまで関わったかわからないけど、メインの曲は、彼の1967年作「恋とペテンと青空と」からの流用。その曲をベースに、トム・スコットがアレンジし、追加曲を加えていったのかも?

ただ、見て聴いてみると、音楽の劇的効果は、まさにジェリーのものなので、音楽録音やダビング時に立ち会ってチェックしてるはず?

 

初見は、TV放送で、次にVHSソフト。

レンタルされてなかったと思うので、購入。

今回、奇跡的にBSで放送されたので、超久しぶりに鑑賞しました!

地味な作品って印象があったけど、今回は、ハイビジョンマスターで、当時と見る環境も変わったこともあり、なかなかの佳作だったんだなああということに初めて気づきました。(笑)

カウボーイとは、どういうものなのかということを、若い主人公を通して、我々も追体験できるようになってる構成。 ← そのためか、主観映像も多い。

← カメラワークも素晴らしい!!

真面目ないい映画です。

 

注目は、銃撃シーンで、ちゃんと血が出ること。

西部劇で、血が出てるのが明確にわかる映画って、あんまり見たことないんで、あああ、この映画は、かなりリアルさを追求してるんだなあああって、感心しました。