<エンニオ・モリコーネ作品 雑記>
シティ・オブ・ジョイ
1992年公開!
音楽エンニオ・モリコーネ!
当時劇場では見なかったけど、サントラCDは、だいぶ前から聴いており、「ミッション」(1986)っぽい感じで、数あるモリコーネ作品の中でも、ベスト曲! すごく感動的な曲なんです!!
その後、ビデオは出てたようだけど見てなくて、忘れつつあったんですが、最近、リバイバル公開があり、ビックリ!!
今なんで、「シティ・オブ・ジョイ」!!??
リバイバル公開されたということは、パゾリーニの「テオレマ」リバイバル同様、近々、ブルーレイが出るはずだと思い、劇場鑑賞は見送り、静観。
その後、案の定ブルーレイ発売の告知が。
当然モリコーネの音楽がいいんで迷いはなく、予約をしようとしてたら、なんと!! 奇跡のWOWOW放送!!
これまたビックリ!!
まだブルーレイが発売されてないのに、WOWOWが先行したんです!!
予約は、急遽見送りで(笑)、まずは、WOWOW放送版を見てみようかと!!
さっそく、初鑑賞!!!(笑)
画質はおそらくブルーレイ版と同じだと思うんだけど、音声は単なるステレオ!! ブルーレイの音声の仕様は、5.1chらしいので、音だけ、差をつけたようで?これは意図的か???(笑)
5.1chとステレオは、音感的に違うし、当然、5.1chのほうが迫力があり!!
そのせいもあるのか、モリコーネのせっかくの感動的な音楽が、映像に溶け込んでしまって、あまり目立たたず、イマイチグッっと迫って来るものが、なかったなあああ・・・・・。
いい話なんだけどね。
もしくは、監督のせいかもしれず、感動的な場面をいくらでも作れる要素のある内容なのに、意外にも淡々と処理、音楽の聴かせどころがない。 「ミッション」の監督なのに、今回は、モリコーネとのコラボはうまくいってなかったんじゃあないかと??
サントラで、自分が超絶に気に入ってた曲は、エンドタイトルでしか流れてこない!! サントラとは違う荒っぽい演奏で、すごくノレたのに!!! うーーーん、ラストだけ盛り上がってもしょうがない!(笑) 残念すぎる!!!!
いつもの、絶好調のモリコーネ映画サウンドだったら、その曲のバリエーションで、全編展開させ、客を劇的興奮で痺れさせ、いい気分に酔いさせたところで、ラストにダメ押しをするんだけどね。(笑)
今回は、そうなってないんで、ダメなモリコーネ音楽の使い方をしてしまった1本になってしまいました!!!
めずらしく、インド音楽のモリコーネ!!
あとは、5.1chで聴いたら、どうなるかだな・・・・。(笑) ものすごく良かったりして?? ブルーレイで確かめて見るか?