パッション
1983年公開!
脚本監督 ジャン・リュック・ゴダール!
おしゃれな映画館だった、シネヴィヴァン六本木のこけら落とし映画!
自分、見に行きましたよ!!(笑)
けっこううちから遠いのに、なんで見に行く気になったのか、いまだにきっかけを思い出せないんだけど?(笑)、雑誌ぴあ、ロードショー、スクリーン、キネマ旬報の影響で、ゴダール監督に興味を持ったか、もしくは、次に公開される「コヤニスカッティ」の情報を得て、非常に期待していたので、これを上映する映画館を前もって見に行ってみようと思ってたのかもしれない。???
結果的には、上映作品4本を!、連続して見に行っちゃってるんで、よっぽど気に入った映画館だったんでしょう!?(笑)
「パッション」「コヤニスカッティ」「ヴァーリヤ!愛の素顔」「ノスタルジア」と。
さて、この「パッション」!!
見た当時は、ヨーロッパ映画に慣れてなかったし、ゴダール初体験だし、映画の鑑賞眼も備わってなかったので、非常につまんなかった映画として、記憶している。(笑)
ただそれだけ。(笑)
途中、寝ちゃってかもしれなくて?(笑)、どんな場面があったのかも、まるで覚えていない!!(笑)
つまんなかったから、パンフレットも買ってない。(笑)
・・・・それから数十年(笑)、この映画を見返すことはもうないだろうと思っていたら、ここ最近になって、急に、トリュフォー、ゴダールに目覚め(笑)、作品を見始めていたので、今「パッション」を見たら、どうなんだろう?と、興味が湧いてきて、先日たまたま中古屋へ行ったら、「パッション」のブルーレイが激安で売られていたので、このタイムリーさに狂喜乱舞!! 迷わずゲット!!!
ついに劇場鑑賞以来、実に39年ぶりの再鑑賞となりました!!
まず、驚いたのは、このブルーレイ、画質がメチャクチャいい。
1983年の古い映画なのに、この高画質!!
2022年の新作!!といってもおかしくないきれいさ!!
ハイビジョンカメラで撮影したんじゃあないかと思うほど!!??
フィルム撮影だと思うけど、よっぽどカメラマンが良かったのか?
それとも、奇跡的にテレシネ技術が優れている会社でハイビジョンマスターを作ったためなのか??
不思議不思議。???
他の映画も、これくらいの高画質で出してくれると、いいんだけどね。
で、見ていくと、
こんな場面があったのかああって驚くほど、初めて見る場面の連続!!(笑)
1回、劇場で見てるのに、この有様!(笑)
よっぽど、ノレなかったんでしょうね(笑)
・・・まあ、確かに、話は、まったく面白くないです!!(笑)
鑑賞眼が備わった今の私が言うのだから、間違いない!(笑)
当時の批評家たちも、そう思ってたと思いますね。(笑)
ただ、このブルーレイの映像の美しさは、格別のものがあり、それだけで、魅入ってしまい、結果的には、見る価値ありました。
そのせいで、話がつまんないってわかるのは、見終わってからで(笑)、ひとつひとつの映像が美しいので、展開がわけわからなくても(笑)、それがあまり気にならないんですよ!!(笑)
おそらく、当時のフィルム上映は、こんなにきれいじゃあなく、ザラついてたはずなんで、それだけでノレず、私の感性が最初から拒否反応、加えて話が面白くないんで(笑)、まったく受け付けなかったんでしょうね!!(笑)
だから、どんな場面があったか、ぜんぜん覚えてないんだ!?(笑)
これが、真相です!! やっとわかりました!!(笑)
「パッション」は、映像の美しさがキモ。
これがきれいに見えないと、本当の真価がわからない。
よって、日本公開版は、大失敗だったってことでしょう??(笑)
今見るんだったら、絶対ブルーレイで!!
ビックリするほど、高画質です!!