<恐怖映画 雑記>

 

1977年公開の恐怖映画!

「キャリー」(1976)に続く、パラサイコシリーズ第2弾!という惹句と盛んにTVでハイライトシーン――サングラス男の不気味な顔――を見せまくって幼い少年少女たちにトラウマを植え付けていたので、自分もまんまとそのノリにのせられ、怖いもの見たさで、見たくて見たくてしょうがなくなって、劇場まで見にいっちゃいました!!(笑)

ジェリー・ゴールドスミスが音楽の「リーインカーネーション」も合わせて紹介されてたんだけど、なぜか「家」のほうを選択。(笑)

・・・・まあ、理由としては、まだ親に連れて行ってもらう年代だったので(笑)、セクシーすぎる「リーインカーネーション」は、さすがに敬遠せざるおえなかったのかと。(笑)

 

さて、親と見に行った「家」。(笑)

なかなか怖かった印象はありましたねええ。

深夜ひとりで見たら、トラウマになっちゃうほどインパクトのあるサングラス男のニヤけた顔! 

不気味な音楽!!

ラストは、途中から想像できちゃうけど、家の中に引きこもってる老婆の意外な正体が明らかになる!!

椅子に座った後ろ姿の老婆を振りかえらせてみたら・・・・。

 

<絶句>

 

ゾーーーっとしましたねえええ。(笑)

 

でも、全体的にちょっと物足りなさがあって、満足とまではいかなかったなああ。

 

その後、TVで放送されただけで、確かビデオ化はされず?、しばらく見ることができず、だいぶたってからのDVD化だったと思う。

そのとき買って、今まで放置。(笑)

ようやく久しぶりに見る気になり、再生してみたら・・・。

愕然!!

画質が悪い!!!

これは、見るに堪えられない!!

途中で、見るのをやめてしまったほど。

なんとかならないものかと調べたら、新しいマスターでのブルーレイが発売されていたので、急遽、購入。

数日後に、ブルーレイで鑑賞しました!!

もちろん、こっちのほうが、映像はきれいになってます!!

DVDはひどすぎる!!(笑)

DVDは、封印だな。(笑)

 

当時、トラウマになりそうだった、サングラス男なんだけど、今回見たら、それほどでもなく(笑)、大人になってしまうと、意外に冷めてしまうんだなあああと、つくづく思いましたねえええ・・・。

感受性の高かった、あの頃が懐かしいですよ。(笑)

 

でも逆に、当時劇場で見た「キャリー」のラストシーン。

突然のショック場面に、場内に観客の悲鳴が響き渡ったんですが、実は自分、それほどでもなかったんです。(笑)

ああ、よくあるコケオドカシのシーンだなと、幼い自分は、妙に冷めきり興ざめしてました。(笑)

それから、数十年。

大人になった自分は、ちょっと前、久しぶりに「キャリー」をDVDで見、その悲鳴の上がるラストシーンは、今回も、ガックリくるんだろうなああって思っていたら、意外や意外、もう、ビックリですよ!!

 

<絶句>(笑)

 

血の色があまりにも生理的に気持ち悪くて気持ち悪くて、当時、劇場で見たときより、ショックを受けてしまいました!!!

こんな血の色だったとは!!!

当時の日本版の汚れたフィルムの色と、DVD化されたときのきれいな映像の色とは、雲泥の差があったってことなんですね!!!

昔の記憶していた色と明らかに違い、ショックショックです!!

大人になってから、ビックリ仰天した、「キャリー」でした!!(笑)

映像の美しさは、ほんと重要なんだなあああと。

デ・パルマの美的センスは、DVD時代にならないと日本人には、わからなかったというべきか・・・。

このことは、ダリオ・アルジェント映画にも言えて、当時の劇場、ビデオではその優れた色のセンスは、微塵にも感じることができなかったからねえええ。

映像がザラついていて汚いんで、一見、単なるゲテモノ恐怖映画に見えちゃう!

だから評価を低くした人がいっぱいいたと思う。

自分もそのクチ。(笑)

今になって、再評価する人、いっぱいいるハズ!!

ハイビジョン映像恐るべし!!!

 

ロバート・コバートによる「家」の音楽は、印象的だったのにもかかわらず、当時サントラが出ず、なんと2011年になって、初めてCDが発売されました!!

もちろん、すぐゲットしましたが、CDなんで、どうしても音に迫力がなく、当時から耳にしみついていたあの不気味な曲も、意外に真に迫ってこなくて、あれ、こんなもんだったっけえええって??(笑)

本編で聴いたほうが、迫力あり!!