<ロッキー シリーズ 雑記>

 

ロッキー

1977年公開!

なんか、急に見たい衝動にかられて、一大決心!!(笑)

この機会にシリーズ全部見ちゃおうと!!(笑)

まず、1作目!

当時、劇場で見ました!

ビル・コンティのサントラも当時からレコードを買って聴きまくり!

ロッキーのテーマは、奇跡的な名曲で、聴くたんびに、気分が高揚します!

本編では、サントラとは、ひと味違う、荒っぽい演奏で、劇的効果満点!

大興奮必至、まさに音楽を聴かせるための名場面になってます!!

その後、TV放送とかビデオで何度か見ていたんですが、しばらく見てなかったので、見る前から、ワクワクドキドキ。

おそらく30年以上ぶりかの鑑賞かと。

 

あのスタンリー・キューブリックの「シャイニング」(1980)から、その名を認知した、ステディカムを、この「ロッキー」でも使ってたということをだいぶ後に、雑誌とかで読んで知ったので、今回は、そこにも注目して見ました。

なるほど、なるほど、意識して見ると、確かに、ステディカムを使ってると思われるシーンが、何か所かありました。

知らないで見ると、手持ち撮影で撮ってるんだろうなああぐらいにしか思えませんが、実際手持ちだと、かなり画面がグラつくんでしょうね。

ただ、「シャイニング」のような、異常なまでの安定感(笑)を感じないんで、指摘されなきゃあ、誰も気づかない感じ。  でもこの映画で、それを感じちゃうと、かなり違和感あるんで、この程度の安定感が一番いいと思います。

CGI同様、変に意識させちゃあダメってことです。(笑)

 

今回、WOWOW放送版で見たんですが、映像もきれいだし、音も5.1chになってるし、超久しぶりに見たこともあって、改めて、感激しました!!

前半、淡々と進むんで、劇場で見たときは、ちょっとダルサを感じた記憶があったんだけど、今回は、映像のきれいさに見惚れて、まったくそんなこともなく、大変、楽しめました!! 自分がその場にいるんじゃないかくらいの臨場感も感じたほど!! ハイビジョン映像恐るべし!!

 

そして後半。

ロッキーのテーマが高らかに流れだしてから、一気にテンションが上がり、感動のラストシーンへと続きます!!

いやああ、素晴らしい!!

素晴らしすぎる!!

アカデミー作品賞、監督賞、編集賞受賞!

なぜかビル・コンティの音楽は、作曲賞としては、ノミネートされず、「ロッキーのテーマ」の主題歌賞だけのノミネート。

(作曲賞は、「オーメン」のジェリー・ゴールドスミス。主題歌賞は、バーブラ・ストライサンドの「スター誕生」が受賞!)

 

今回、おやっ?と思ったのは、ロッキーのアパートの部屋の位置関係。

いつもロッキーが、外の扉を開けたら、すぐに部屋の中のカットに映るので、そこが部屋なのかと思うんだけど、一か所、トレーナーがロッキーの部屋を訪ずれたとき、長い階段!!を昇っていくんですよ!! ????

昇り切ったところにドアがあり、そこのドアを開けると、いつものロッキーの部屋になってる。

??????

あれっ??て感じ。

外のドアを開けたら、まず階段があり、2階にロッキーの部屋がある構造?

ちょっと気になるカットです。

 

見終わってから、これも超久しぶりにサントラレコードを聴いてみました。

当時と変わらぬいい音質で聴けたんで、これまた感激!

そして、あのとき、自分が何をしてたのか、いろいろと思い出し、胸が熱くなりましたねえええ。

 

映画って、不思議だなああああ。