トリュフォーの思春期

1976年公開!

フランソワ・トリュフォー監督、モーリス・ジョベール音楽!

トリュフォー作品は、今まで「恋のエチュード」(1971)(ジョルジュ・ドルリューの音楽がいいんで、リバイバル上映時に初鑑賞!)、WOWOWで見た「華氏451」(1966)(SFっぽいので、興味を引いた。音楽はバーナード・ハーマン!)、「アデルの恋の物語」(1975)(イザベル・アジャーニ目当て&モーリス・ジョベールの音楽に関心。)くらい。(笑)

先日、ようやくまともに見た感じの?(笑)「映画に愛をこめて アメリカの夜」で、トリュフォー作品自体!!??を改めて評価。(笑)

まあ、もともと自分の好きなジャンルの映画監督ではないんで、率先して見ようとは思わず、この有様になっていたのも、無理からぬ話。それが真実。(笑)

見ようと思えば、レンタルビデオでも見れたのにね。

 

「未知との遭遇」のトリュフォー、名本「ヒッチコックとトリュフォー」のトリュフォー、ジョルジュ・ドルリューの音楽、モーリス・ジョベールの音楽のトリュフォーっていうのが、昔の私のトリュフォー感。(笑)

今、初めて、トリュフォー自身に興味を引き(笑)、作品を追いかけ、トリュフォーの人生観、恋愛観を共有していこうという領域に達しました!!!(笑)

あとあとまで残っている、その場限りではない映画のおかげで、今でも、昔の作品を見ることができる!!

映画って、ほんと貴重な芸術だよなああああ。

 

そんなトリュフォー追っかけ第1弾に選んだのが、「トリュフォーの思春期」

レンタルDVDで、初鑑賞!!

当時TVの映画紹介番組で見たことがあり、部屋内で素っ裸になってる美人のお姉さんを(笑)、子供が双眼鏡で覗き見しているシーンが妙に印象に残ってました!(笑)

ようやく今宵、それをまともに見ることができる!!(笑)

・・・・で、実際の内容は(笑)―――、

小学生の子供たちの様々な日常をスケッチ風に描いていて、軽いタッチ。         それで終わらないところがトリュフォーなのか、だんだんと話が重くなっていき、最後は、学校の先生が、これから大人へと成長していく子供たちに大演説!(笑) 力説します!!

これ、まさにトリュフォーが言いたいこと!! うぉおおお、さすがトリュフォー!(笑) 

言っちゃったねえええええ!!  

言いきっちゃったねえええ!!(笑)

そこまであからさまに言わなくてもいいのになあああと。(笑)

 

第二次世界大戦で、40才で戦死してしまった音楽家、モーリス・ジョベールの映画音楽曲を流用するかたちをとってるため、オープニングの曲こそ、効果的なんですが、劇中、ほとんど流れてこないので、印象が薄いのが残念。

最初、ジョルジュ・ドルリューが音楽担当か!?と思ったほど、流麗ないい曲。

 

それにしても、フランスの子供たちは、絵になるなあああ。 ませすぎなのはオドロキですが(笑)、

皆、映画的ないい顔してます!(笑)

愛すべき佳品です。