<ジェリー・ゴールドスミス関連作品 恐怖映画 雑記>

 

オーメン4

1991年公開!

先日見たリメイク版「オーメン」の流れで、この「オーメン」シリーズ第4弾!も見たくなり、実行!(笑)

初見は、1992年にレンタルVHSで。

アメリカではTV放送扱いだったので、最初から出来がわかるというもの?(笑)

イマイチだった印象があったし、安易にジェリー・ゴールドスミスのサントラを流用してる部分があり、興ざめした覚えあり。

ただ、当時の映画感想文を再鑑賞前に改めて読んだら、意外に評価が高かったのにはビックリ!(笑)

要約すると、

・・・・けっこう背筋にゾクゾク感があり良かったと思う。

・・・・身の毛のよだつとはこのことだと思う。

・・・・全体スコアは、ジョナサン・シェーファーで完成度が高い。注目しても良い!! と。

???(笑)

当然、今では、いろんな細部を忘れてしまっていたんで、もう一度、その恐怖を確かめてみようじゃあないかということで、レンタルDVDで、30年ぶりの再鑑賞!!

で、結果は・・・・

いやああ、良かったんです!?(笑)

けっこう、怖がれました!!(笑)

何度か、椅子から飛び上がりました!!

当時と見る環境も違うので、なかなか恐怖演出もうまかったんじゃあないかと、初めて発見しました!!(笑)

 

さてさて、当時の感想で触れられてる、

その身の毛のよだつ部分というのは、

この映画の最大のキモ!

悪魔の子が女の子!だったところにあるんですよ。

それを男の子にするには、どうしたらいいのか!?

映画の進行は、そこに向けて突き進んでいくのですが、見てる側にはまったく気づかせないようにしているという凝り方。 

クライマックスで、一気にドーーンとその巧妙な方法が明らかになるわけで、いやあ、ビックリ!! ゾオオオオっとしますよ!!!

これ、考えた人、すごいよなあああ。(笑)

あとから思うと、いたるところにその伏線が張り巡らせてあるので、いやはや、見事な脚本になってます!!

 

流用されてるジェリー・ゴールドスミスの音楽は、3曲。 第1作目と3作目から。

どうしてもつけたし感があるんですが、単にそのまんまのサントラを流すのではなく、音編集をしてるし、劇中の集団に、悪魔の歌を歌わせてる劇的な工夫もあり、一応、ちゃんと仕事してますって感じ。(笑)

 

埋もれちゃった感のある、「オーメン4」だけど、良く出来てると思います