M.ナイト・シャマラン監督作品雑記

 

シックス・センス

1999年公開!!

あの、M・ナイト・シャマラン脚本監督作品!!

先日、最新作の「オールド」を見て、眠っていたシャマラン熱が復活!!(笑)

もう一度、初期の作品を再見していこうかと。

で、「サイン」「アンブレイカブル」に続いて第3弾に選んだのが、この「シックス・センス」!!

BS放送版で、鑑賞!!

初見は、2000年にレンタルVHSで。 

まずは、そのときの感想を載せておきます。

初鑑賞時の新鮮な感想なので、今読むと、なかなか興味深い!!(笑)

 

以下 稚拙な文ですが、そのまんま記載。(オリジナルは、手書き)

 

シックス・センス THE SIXTH SENSE     VIDEO

脚本・監督 / M・ナイト・シャマラン

  音楽・ジェームズ・ニュートン・ハワード

1999年 107分       

★話題作をレンタルビデオで見る。何だか ついちょっと前に劇場でやっていたものが もうビデオで見られるなんて!! 幸せな時代になったもんだなー。日本でもヒットしたようだが 何でもラストで明かされる衝撃の秘密が話題で、見終わった観客がこれから見る人たちに その秘密を、言わずにいたところが さらにヒットにつながったようだ! つまり口コミ効果というやつで、このラストの秘密を友人たちに明かさないことにより、どうしても見たくなる欲求が高まり 次々と見たくなる人現象が起きたのである。

さらにこの映画、ラストの秘密を納得するために もう一度見る人が多く、これがさらに ヒットにつながったのである。

私も見る前に 絶対にこの秘密を知ってはならじと雑誌の記事を読まないようにしていたが やはり、ちょっと推測できてしまう言葉にぶつかって あー、やばい!と思ったものである。 ―――実際、私の思ってたとおりの秘密であった。

確かにまったく予備知識がないものとある人では 衝撃度が違うと思う。しかし 予備知識がなくても 中半あたりから 何か不自然な展開に気づくハズである。私は もうわかってしまったよ!

けっこう ネタ的には 今まで 何回か使われてきたもので 目新しいものではないが、恐怖映画としては 充分コワク、深夜一人で見ていたら 背筋にゾクゾクと寒気が入り コワクてコワクてしかたがなかった!!

映像的にも格調高く、B級ホラーになってしまいがちな内容なのにもかかわらず よくぞここまでA級にしたてあげたなと感心。

監督とカメラマンの手腕だろう!!

コワすぎて もう一度見る気にならないが まあ、オススメします!!

ラストで号泣したという人もいるらしいが 私は そうはならなかった。

とにかく コワイ映画でしたヨ!!

 

・・・・う――ん・・・・、

当時、コワイ映画と言っておきながら、自分の恐怖映画ベストにはなぜか入れてない「シックス・センス」(笑)

今回再見してわかったんだけど、繰り返し見たくなるような映画ではないんですねえええ。

オチがわかって、早送りでもう1回、該当箇所を確認すればそれでいい感じ。(笑)

重厚なドラマ性があるんで、ジャンル的には、恐怖映画ではないな。

要は、A級のドラマ映画をとる監督が、遊び心で、ショック場面も取り入れてみましたああって感じか。だから、直球のホラーではない。

だから、恐怖映画としてまとめてはいけない。

だから、恐怖映画のベストには入らない。

シャマラン映画としてとらえないと・・・・。

・・・ってことが、今回の鑑賞でわかったしだい!!(笑)

それにしても、脚本がうまいなあああ。

いつも感心する。

こういう構成こそが、ベスト。

参考になる。

今まで、映画を見ていて、うまいなあああ、この脚本!って思ったのは、黒澤明作品とシャマラン作品しかないんじゃあないか??(笑)

じっくり、ゆっくり展開していくんで、余計にわかる。

他作品は、激しいから?(笑)、良くても?(笑)気づかないことが多いのかな。

 

叙述トリックを映像化した、予備知識なしで見た人だけが驚く映画!!(笑)                                                             ちなみに私の好きな恐怖映画は、「ゾンビ」「ハロウィン」「オーメン」「悪を呼ぶ少年」「エイリアン」「悪魔のいけにえ」!! 何度も見てます!!(笑)