M.ナイト・シャマラン監督作品雑記

 

サイン

2002年公開!!

「シックス・センス」(1999)のM・ナイト・シャマラン脚本監督作品!!

先日、最新作の「オールド」を見て、眠っていたシャマラン熱が復活!!(笑)

もう一度、初期の作品を再見していこうかと。

で、第1弾に選んだのが、この「サイン」!!

WOWOW放送版で、鑑賞!!

当時劇場で見ました!! 

2年前にも「アンブレイカブル」(2000)を劇場で見ていて・・・、

超落胆!(笑)

・・・今度は、大丈夫だろうと?(笑)、一応期待して見に行ったんですが・・・・、またまたガックリ!!(笑) 

あああ、やっぱ、ダメなのかああああ、シャマラン!って強く思ったものです。

次の「ヴィレッジ」(2004)は、傑作だったんで、少し持ち直し(笑)、その後の作品展開は、浮き沈みがあり、私の中でも、微妙な監督に・・・・。

でも、基本、スリラーとサスペンス映画を撮る人なんで、私は、好きですけどね。

見捨てることはない。←スピルバーグは、恐怖とSFだけを撮ってりゃあいいのに、いろんなジャンルに手を出すもんだから、興ざめ。早くから、見捨ててしまいました!!(笑)

・・・・・

そんなシャマラン監督ですが、演出力は、超A級だと思ってるんで、そこの部分は、いつも感心してる。

今後も、見守っていきたい、見続けていきたい監督のひとり。

 

さて、ここで、「サイン」の、当時劇場で見たときの感想を載せておきます。

初鑑賞時の新鮮な感想なので、今読むと、なかなか興味深い!!(笑)

 

以下 稚拙な文ですが、そのまんま記載。(オリジナルは、手書き)

 

サイン SIGNS      2002年 アメリカ 107分

  製作・脚本・監督 / M.ナイト・シャマラン      渋谷シネフロント

★「シックス・センス」「アンブレイカブル」の監督なので、相当期待してみたが、あー、この監督の「シックス・センス」の奇跡は、2度と起こらなかった!! 

みんなだまされているのではないか!?

学生が書いたような話なのに、大物スターを使っているので、妙に映画大作っぽいフンイ気はあるけど それがまた異和感があるんだよなーーー。(笑)

「アンブレイカブル」もそうだったけど 最後のオチで失望感が ただよってしまうのだ! 観客に実はこの話のオチはこうなんだよと思わせるミスディレクションで ひっぱっておいて 実はこうでした、皆さんだまされましたねーーという子供ダマシが幼稚でコマる!!(笑)

まあ、次に期待しましょ!!(笑)

もっと詳しく書くと、あまりにも非現実的なことが実際に起こるわけがないので 絶対これは人間のしわざなのだよと、観客に思わせているのである。それが何と、そうではないので、皆ビックリ!! え!? 本当かよ?? マジー!??(笑)ってな心境です。

確かに この話をかりて監督の言いたいことはわかるし、感動、共感できるのだけど‥‥話がリアルであるほど、うそっぽくなってしまったのです!!

「E・T」の宇宙人は、最初っからそーゆう話だという先入観があるので 別に異和感ないけど、「未知との遭遇」もしかり。

しかし、この「サイン」だけは 何か違うんだよねーー。(笑)

 

・・・

今、読み返すと、少々何を言ってるのかわかりにくいので(笑)、解説すると(笑)、どうやら、私、この映画、まさか、マジな宇宙人侵略物とは思ってなくて、そう観客に思わせといて、最後に一発逆転!!・・・・実は、人間がひとつの家族を驚かせるためにやってたイタズラの数々っていう単純なオチになるだろうと思い込んでいたんですね。(笑)

シャマランだから、かまえて見たのが失敗でした!!

実際は、本当に宇宙人侵略物!だったんで!(笑)、そのストレートさに、あっけにとられたというわけ!!(笑)

だから、今回の再見、

最初っから、宇宙人侵略物として見たんで、うんうん、これは、なかなか見応えある映画だなあああと、初めて発見(笑)、再評価することができました!!

特に脚本が、素晴らしいですねええ!!(笑) やっぱ、シャマラン、うまいわ!! ← 初見時は、学生が書いた話とケナしていたのに・・・。(笑)

展開の仕方が、絶妙で、必ず、前の部分と関連づけて、進んでいくんで、見ながら、感心します! 無駄がない!!

脚本作りのお手本になりますよ!!

もちろん、素晴らしい撮影、素晴らしい演技、シャマランの超A級演出力も健在!!!

・・・うわああ、これ、傑作だわ!!(笑)

 

宇宙人の侵略、世界の終わりを描いている超マジメな映画!!