<怒涛の恐怖映画雑記(笑)>

 

サイコ

1960年公開!!

アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作恐怖映画!!

昨日、超久しぶりに「サイコ」のリメイク版を見たんで、当然、本家本元も見たくなり、興奮がさめないうちに、今日は、続けて、オリジナル版の鑑賞決行!!

DVDも持ってますが、音声がモノラルだったので、5.1chサラウンドステレオ化された、WOWOW放送版での鑑賞です!!

この、音声を後からいじる行為は、オリジナルの冒涜になるような気もして、あんまり自分としては、好きじゃあないんだけど、一応、どんな感じになっているか、サントラマニア?(笑)としては、どうしても聴きたくなるので、あくまでも、サンプルとして確認するしだい。どう考えても、オリジナルがいいに決まってるんだから!!

次回、見るときは、もちろんオリジナル音声で見ます!!

 

さて、

今回も、2000年に買ったDVDを見たときに書いた、自分の映画感想文を、当時のまんま完全コピーします!!!(笑)

 

<以下、原文のママ 原文は手書き>

 

久しぶりに見た。リメーク版と同時にDVD化されたので、両方とも購入したしだいである。

まず、あまりにも有名な第1作から。

シャワーでの殺人シーンが特に有名だが、このシーンをTVで見るのと劇場で見るのとまったく印象が違うので、ここで、言及してみたい。

TVで見るとまあ画面が小さいし、コワイシーンだというインパクト性はうすい。

編集がこまかいな~と思うくらいか・・・・(笑)

しかし、劇場で見ると、これがコワイんだな~!!

私は、「サイコ2」の冒頭で、再使用されたシャワーシーンを劇場で見たことがあるのだが、その時は、スゴかった!! ジェリー・ゴールドスミスがバーナード・ハーマンの曲を再演奏した音楽も耳をつんざくほどの大音響で心底、コーフン!!衝撃を味わった! あまりのスゴサに涙がでてきたほどだ。

これを見る前に既にTVで、「サイコ」を見ており、シャワーシーンがどってことなかったのに、劇場では、これだけのインパクトがあるのかと、その時本当にビックリしたのだ!! このコーフンをもう一度味わいたくて「サイコ2」が、ビデオになったとき、TVで再見。音をサラウンドステレオで鳴らしたのだが、劇場で味わったあのコーフンはさすがに再現できなかった。つまり、あと必要なのは、大画面だったのである。 → これほど、TVと劇場で受ける印象が違うので、恐怖映画のコワサを評価する為には、劇場鑑賞でなければダメだということだね!!

さて、本編であるが、すべてが名場面に満ちあふれている。

そこには香りがある。 ― 名作ならではの臭いたつような香りである。

ハーマンの切れ味のいいサウンドも抜群の効果で、素晴らしくいい。ほれぼれしてしまう。(笑)

40年たってもおとろえそうもない神技的パワーに満ちあふれている。

それを、リメークするという大胆なことをやった人間がいることは驚きである。

しかし、今の若い人は、このリメーク版を先に見るだろう。

その初めての「サイコ」体験がリメークで、それがコワクて面白いと感じたなら大成功!!

私もこれからリメーク版を鑑賞するが、ガッカリするか、感心するか・・・・楽しみである。

なんでも、ほとんど同じようなカット割り、ハーマンの音楽もいっしょという、スゴイリメークらしい!! 何という大胆さ!

神をもおそれぬ行為である!!(笑)

 

<以上>

 

2作続けて見たので、改めて興味深く見れました。

リメークは、完全コピーとはいえ、ところどころ違うので、面白い。

特に、注目ポイントは、

◎モーテルの部屋で、ヒロインがノーマン・ベイツと食事するんですが、オリジナルは、彼女、話を聞きながらパンを食べてるのに、リメークは、パンを手にしてるけど、まったく食べていない!!

◎隣の部屋をのぞき見するノーマン・ベイツ。オリジナルは、ただ見てるだけですが、リメークは、見ながらある行為をしてます!!(笑)

◎訳の間違いなのか、見てて非常に違和感あったのは、オリジナルは、殺されるヒロインのほうが、妹になっています!!??

リメークでは、姉。

いろんな文献を読んでも、殺されるほうが、姉。 こっちが、正しいはず。

このオリジナルのDVDとWOWOW放送版の字幕が間違ってるのかな?

 

バーナード・ハーマンの音楽がやっぱり、いいですねえええ。

素晴らしい!!

2作とも、5.1chなんで、聴いたインパクトは、ほぼ同じ!!

リメークは、再演奏なのに、ほぼ同じに再現してるようで、お見事!!

 

改めて、傑作!!