グラン・プリ

 

1967年公開!! ジョン・フランケンハイマー監督作品!!

 

「栄光のル・マン」を見たならば、この映画も見直さなければならない!(笑)と、「栄光のル・マン」のブルーレイを買うとき、いっしょに買っちゃいました!(笑)

安かったし、特典映像も見たかったんで!!

数年前にも、WOWOW放送版で、見たことあって、そのあまりの素晴らしさに驚嘆したことがあります!!

F1レースの描写が大迫力で、ああああ、シネラマの大画面で見たら、相当すごいんだろうなああああって、妄想したくらいです!!(笑)

主観映像が、バンバン出てきて、それも長いんで、実際、自分がマシンに乗ってる気分になるのが、最高にいいですね!!

この、主観映像を長く見せてくれるレース映画って、自分が見た限りでは、「栄光のル・マン」とこの「グラン・プリ」くらいだけなんじゃあないかな?

もちろん、他の映画も、主観映像自体は、あることはあるけど、すぐにカットが切り替わっちゃう! 短くカットして、迫力を出そうとしてるらしいけど、逆効果!(笑)

なんでなんだろう? 

長いこと主観映像を見せると、映画のリズムが不自然になるので、意図的にやめてるのか? 

編集マンがいやがるのか!?(笑)

客が酔っちゃうからなのか? 

← 絶対そんなことないはず!!(笑)

ある時期からの3D映画も、飛び出し効果を長く見せるのを、やめちゃってるし!!??          ほんと、なんで、見せたがらないのか、理由がわかりません!!!

映画は、見世物なんだから、やっちゃっていいんですよ!!!(笑)

数年前、劇場で見た、「フォードVSフェラーリ」(2019)も、主観映像が、ほとんどなかったように記憶していて、迫力なし!! 興ざめ!!

どうしても、「栄光のル・マン」と「グラン・プリ」のスゴサと比較しちゃうんで、自分としては、評価低し。 この映画を見ずに作ってるとしか思えない、腑抜けた映像ばっかり・・・。

 

さて、今回、ブルーレイで再見した「グラン・プリ」

またまた、大興奮ですよ!!(笑)

特筆すべき点をあげておきます!

◎大迫力のレース場面の数々。主観映像たっぷり!!

 マシンを運転している気分になれます!! 大興奮!!

◎出てるスター俳優たちが、実際運転している驚愕のカットがいっぱい!!

 ジェームズ・ガーナー!!

 イヴ・モンタン!!

 レーサーでもないのに、本当に猛スピード運転してます!!

 そのためか、さらに臨場感が増している!! 大興奮!!

◎レース場面で、どうやって撮影したのか、わからない、スゴイカットがいっぱい!!    見てて、オドロキの連続!!! 大興奮!!

クラッシュシーンも、大迫力!!

◎モーリス・ジャールの音楽を聴いて、懐かしむ人がいっぱいいるんじゃあないかと!!

 自分、初めて聴いたとき、あああーー、この曲、小学校の運動会のときにいつも流れて  いた曲じゃん!!っと、当時の記憶が蘇りましたよ(笑) いやああ、感無量!!。

誰でも、一聴して、あああ、この曲、昔どこかで聴いたことあるぅううううって、絶対思うはず!! 超名曲です!!

◎フェラーリの実際の工場が出てきます!! 大興奮!!

 しかも、エンツォ・フェラーリのソックリさん?が出てきます! アドルフォ・チェリが演じてます!! 今回、初めて気づきました!(笑)

◎三船敏郎も出てます!!

◎あの「冒険者たち」(1967)のジョアンナ・シムカスを思わせる美女が登場!!(笑)  ずうーーっと、見惚れてました。(笑)

で、まったくの偶然なのか、劇中、彼女が、新しい彼氏と、宝探しをしに行くというようなセリフあり!!

◎オープニングの大迫力のタイトル構成や途中途中の分割画面など、あのソール・バスが担当!!!

◎レース場面だけではなく、骨太の人間ドラマも充実。

映画の素晴らしさを、この1本だけでも、堪能できます!!!

← いやああ、映画って、なんていいんだろうっていうあの感じ!(笑)

 

途中、休憩も入る、3時間の超大作ですが、もう、大傑作ですね!!

アイマックスで、リバイバルしてくれないかなあああ。

 

総括しても、レース映画の最高峰は、

この「グラン・プリ」と「栄光のル・マン」の2本しかありませんね!!

これを超える作品が、いまだに出てこないところがスゴイ!!??(笑)

映画界は、いったいどうなっちゃってるのか!!(笑)

やる気あるのか!?(笑)