<007映画 雑記>

 

ワールド・イズ・ノット・イナフ

2000年公開!! 新作の007が公開中なんで(まだ未見)、とりあえず、昔の007を急に見たくなり、まず、選んだのが、コレ。(笑)

あのソフィー・マルソーとデニス・リチャーズがボンドガール!で、当時大注目したんだけど、結局、忙しくて劇場では見れず、DVDを買って見たのが初見。

相当前に見たので、ほとんど忘れていて、可憐なソフィー・マルソーがボンドを拷問椅子?に座らせ、首をキリキリ絞めつけて拷問するところ、かっこいいボンドカーBMW Z8が、ヘリに装備された巨大なチェーンソー?で、真っ二つにされるところ、「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997)で、大発見! その美貌で観客をノックアウトしたデニス・リチャーズが、期待に反して、まったく魅力を発揮できてなかったところと、この3点だけを、なんとか記憶している程度。(笑) いつも、話題になる主題歌は、ぜんぜん思い出せない!(笑)

・・・・自分の007映画リアルタイム初劇場鑑賞は、「007私を愛したスパイ」(1977年12月10日(土)公開)から。 

007映画なるものを初めて見たのは、1977年4月4日(月)に月曜ロードショーでTV放映された「007サンダーボール作戦」!! 

えらく面白かったのを覚えています!! 

ボンドガール クロディーヌ・オージェの美しさにもノックアウト!!(笑)

次に見たのが、翌週TV放映された「007ドクター・ノオ」!!

で、その久しぶりの新作「007私を愛したスパイ」を知ったのは、劇場で見た予告編!! (おそらく、10月に角川映画「人間の証明」を見に行ったとき!)

そこでのスキージャンプシーンのあまりの迫力に驚愕し、これは、絶対見なければいけない!と思ったしだいだったんだけど、いざ見たら、ガックリ。(笑)

予告編と同じカットだったんだろうか?と思うほど、意外にビックリできなかった、スキージャンプ!!

ショーン・コネリーボンド映画とまったく違う、全体的に軽いノリの違和感!

それに拍車をかける腑抜けた音楽!!(笑) ← いつものジョン・バリーではない!

・・・・・それゆえに、以降続くシリーズ、見れたのにもかかわらず、わざわざ劇場まで、見に行ってない!!(笑)

その後、TV放送やビデオで、007を見ていって、ジェームズ・ボンドは、ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビーのほうが、断然いいなああ、映画的にも面白いなああと思いましたねええ。(笑)

ボンドが、ロジャー・ムーアに変わってからの妙なユーモア?が、自分、大嫌い!(笑)

ハードながら優しさのある、ティモシー・ダルトンに変わってから、持ち直したけど、2作で、交代。← この2作は、劇場で見てます!!

新時代のピアーズ・ブロスナンになってから、写真を見ただけで、直感的に、この人は、ボンドではない!?と判断。(笑)

急激に興味を失い(笑)、劇場には見に行ってない。

よって、ブロスナン・ボンドの初見が、この映画!!(笑)

・・・・自分好みの顔ではない?ってことなのかな。(笑)

ブロスナンは、髭をはやして長髪のほうが、かっこいいと思える役者だと思う。

見る気になったのは、前述したとおり、ソフィーとデニスがボンドガールだったから!(笑)

また、ダニエル・クレイグのボンドも、自分好みの顔ではなく(笑)、この人も、ボンドじゃあないと思う!! よって、クレイグボンドデビューの「007カジノ・ロワイヤル」は、劇場に見に行ってないんだけど、意外に評判がいいと聴いて、WOWOW放送版で見て、まあ、映画的には、面白かったんで、その後のシリーズ、一応、話題になってるし、この機会を逃すと一生見れないであろうアイマックスで見とくべきかと思い、劇場には、かかさず見に行くようにはなったんだけど、毎回期待はずれで(笑)、見終わって後悔ばっかり。(笑) 金返せ――!!ですよ!!(笑)

おまけに、見るたんびに、クレイグのボンドは、やっぱ、違うんじゃあないのぉおおって、確信が深まるばかり!!(笑) もう、007は、ダメなんじゃあないかと思ってる矢先に、「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開。

劇場に見に行くかどうかは、・・・・・いまだに迷ってます。(笑)

肝心のボンド役者が好きになれないんじゃあ、どうしようもないね。(笑)

 

やはり、007は、ロジャー・ムーア ボンドを除いた、16作目の「007消されたライセンス」(1989)までだな。

ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ティモシー・ダルトンのジェームズ・ボンドが最高!

自分のボンド映画ベストは、

「女王陛下の007」(ボンドはジョージ・レーゼンビー)!!!

「007ロシアより愛をこめて」「007サンダーボール作戦」「007ゴールドフィンガー」(ボンドは、ショーン・コネリー)

「007リビング・デイライツ」(ボンドは、ティモシー・ダルトン)かな!

いずれも、音楽は、ジョン・バリー!!

音楽的にも、超最高!!

 

さて、この「ワールド・イズ・ノット・イナフ」

原題そのまんまのタイトル。

どういう理由で、そうなったのかわかんないけど、イマイチ見る気を失うタイトルだと思います! 

ブロスナンボンドは、なぜか前作も、原題どおり「トゥモロー・ネバー・ダイ」!

次作も、「ダイ・アナザー・デイ」!

最初の「ゴールデンアイ」だけかな、違和感ないの。(笑)

この方式だと、「007私を愛したスパイ」は、「ザ・スパイ・フー・ラブド・ミー」、「007黄金銃を持つ男」は、「ザ・マン・ウイズ・ザ・ゴールデンガン」になっちゃう!(笑)

これで良かったのかと!?

きっと、いい日本タイトルが出てこなかったんだろうねえええ・・・。

 

見始めて、思い出しましたよ!

そうそう、オープニングに凄まじいボートチェイスシーンがあったんだと!!

これはすごい!!

ジェームズ・ボンドのテーマ曲も鳴り響いて、劇的効果満点で大興奮!

乱射しながら逃げまくる、峰不二子のような、美女もグッド!!

うぉおおおおおおって感じ!(笑)

トータル的に見ても、このオープニングが、最大の見せ場になってる!!(笑)

それだったら、クライマックスに持ってくればよかったような気も・・・。(笑)

だんだんと、この映画、尻つぼみになっていき、ダメになっていくので!(笑)

せっかくのボンドガール、デニス・リチャーズの魅力もなしだし、悪役も冴えないし。

ソフィー・マルソーの映画になってるなあああ・・・・。(笑)

←あまり、いい役じゃあないのが残念。美しいけどね。

 

ちなみに、この映画、自分の記録によると、買ったDVDで見たのが、2000年。パッケージ内に8月から始まるDVDキャンペーンの告知が入っていたので、7月頃の発売か?

日本の劇場公開が、2000年の2月!!だったらしいので、わずか数か月後に早くも、DVD化されたことになる!!

オドロキ!!(笑)