<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

チェーン・リアクション

1996年公開!

音楽ジェリー・ゴールドスミス!! 初見は、劇場!

ゴールドスミスのクレジットが出たとこで、拍手しましたよ!(笑)

主演が「スピード」(1994)のキアヌ・リーブスなんで、かなり期待しましたが、残念な出来になってました。(笑)

脚本が悪いんでしょうね。

WOWOW放送版で、鑑賞。

主人公が陰謀に巻き込まれて逃げまくるアクション映画なんで、普通は、面白くなるはずなのに?、なぜか、ぜんぜんハジけない!(笑)

アクションシーンも、そこそこ見せてるのに、なんかイマイチ。

ノレないというか・・・・。

劇場で見たとき、もう、大失望で、見て損した気分になりましたよ。(笑)           時間を返せーー、金返せーーですよ!(笑)

そのとき感じたのは、物語のキーになる、モーガン・フリーマンの描き方に非常に違和感があり、敵なのか味方なのか、曖昧過ぎて、展開上、納得がいかない!! ここに原因があると思いました。

で、

今回は、時間がたってるし、少し、映画の見方も変わってきたんで、少しは、マシになってるだろうと?(笑)、もう一度、チャレンジしましたが・・・・、    やはり同じ。(笑)

このなんともいえない曖昧さが、ずうううっと、モヤモヤ感を引きづり、後味が悪い。

普通のハリウッド映画だったら、敵だと思ってた人物が、実は、味方で、最後は、主人公とニッコリと握手!! 大団円で終わるのに、これは、それがないために、不満が出てくるんでしょう。

リサーチ試写、ちゃんとやったのかなああ?

絶対、これダメだと思う!

結末を変えるべきだったのでは!?(笑)

 

ゴールドスミスの音楽のアプローチも、主人公が普通の大学生なんで、ヒーローっぽい、かっこいいテーマ音楽は、封印せざるおえず、劇音楽に徹しきっていて、さらに印象が薄くなってしまいました。 ← エンニオ・モリコーネだと、内容に関係なく、斬新で派手な曲を提供し、まさにモリコーネの映画!ということで、映画はダメだけど、音楽はいい映画ってことで、後世にまで残すのに?(笑)、ゴールドスミスは、そういうことはしない。容赦しない!!(笑) あくまでも、内容に則して、作曲する!!

でも、脚本の悪さは最初から致命的なんで、せめて、かっこいい主題歌で、そのマイナスをカバーしていれば、良かったのに。

うまくいかないもんだなあああ。(笑)

 

・・・・うーーん、注目のスターが出ているのに、この先、埋もれてしまう作品になってますねええ。(笑)← あ、もう既に、埋もれてるか?

運の悪い映画。(笑)