<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

サイコ2

1983年公開!

音楽ジェリー・ゴールドスミス!! 初見は、劇場!

ゴールドスミスのクレジットが出たとこで、拍手しましたよ!(笑)

ドルビー・ステレオでの上映で、音がでかくて、かなり怖かった印象あり!

その後、レーザーディスクで見たっきりか。

オープニングの、前作「サイコ」のシャワー殺人シーンから、クレジットが出るまでの凄まじい映像と音楽で迫る、衝撃のシークエンスは、音響チェック用として、ある時期、煩雑に視聴してたもんです。(笑)

なにしろ、TV画面でしか「サイコ」のシャワー殺人シーンを見てなかったもんだから、劇場の大画面で見ると、大迫力! バーナード・ハーマンのキリキリする音楽と相まって、もうビックリ仰天!! 

ぜんぜんTVと違うんじゃん!! やっぱ映画は、大画面か!とつくづく思ったしだい!!(笑)   

そのあと、ちょっと静寂があり、画面が真っ暗になったと思いきや、いきなり、予期せぬ絶妙なタイミングで、PSYCHOⅡというタイトルが赤文字で、ジェリー・ゴールドスミスのガガガガガアアアアアアーーーンという音楽とともに、出てきて、この時は、ほんと、心臓が縮みあがりましたよぉおおお!!(笑)

この衝撃を、家庭で再現したくて、あれこれ試してみたわけですが、

相当ボリュームをあげないと不可能!!という結論に至りました。(笑)

完全に近所迷惑になるんで、できません!!(笑)

 

今回、WOWOW放送版で、見ましたが、ちょっと面白いことを発見しました。

自分のスピーカーシステムは、昔と違い、現在、センタースピーカーを追加して鳴らしているんですが、オープニングのモノクロ画面の「サイコ」のシャワー殺人シーンのときの音って、なんとセンタースピーカーからしか出てこなくて、モノラル音声なんですよ!! PSYCHOⅡのタイトルが出たときに、初めて左右のフロントスピーカーから、音が出て、ステレオになったんです!!

いやああ、これ、大発見!!(笑)

劇場で見たときも、そうだったのかなあああ???

だから、タイトルが出たとき、心臓が縮みあがったのかああ??(笑)

音が、いきなり拡がったわけですから。

納得!!

昔、レーザーディスクで見て、音のチェックをしたときは、フロントスピーカーしかなかったんで、そこまで、わからなかったんですよ!!

38年後の大発見です。(笑)

 

さて、映画のほうなんですが、久しぶりに見たこともあって、細部をけっこう忘れていて(笑)、オドロキの連続でした!! こんなシーンがあったのかと。

犯人は、もちろん忘れてないけど(笑)、登場人物たちの関係とか、どういうふうに殺されたのかとか、かなり忘れていて(笑)、なんか初めて見るような?(笑)シーン、多々あり。

いやああ、すべてを覚えられてないんですねええええ。(笑)

記憶って、曖昧ですねええええ・・・。(笑)

ただ、今回、犯人をわかって見てるんで、知らずに見たときと違って、あれ?、この殺人は、絶対実行不可能だろ!とか、あれ、この殺人の犯人を、警察は誰がやったと思ってるんだろう? ぜんぜんここだけ触れてないんじゃん!!とか、かなり、つっこみどころ満載、矛盾点満載で、ニヤニヤしながら、見ることができました。

別の意味で楽しめました!(笑)

 

ヒロインの若々しい清純な魅力、ジェリー・ゴールドスミスの劇的効果満点の音楽の再確認と、新たに、オープニングで、モノラルとステレオの音響が使いわけられていたという大発見もできたし、有意義なる鑑賞となりました!!

良かった良かった、面白かった!!(笑)

 

ただ、「サイコ」の正統なる続編といえど、具体的にうまく説明できないんだけど、かなり質的には劣る。

アルフレッド・ヒッチコック監督が、それほど偉大だったってことか。

続編も、同じ監督、スタッフがやらないと、なかなか傑作にはならないってことですね?(笑)