<怒涛の恐怖映画雑記(笑)>
マッキラー
1972年製作のイタリアの恐怖映画!! 「サンゲリア」(1979)のルチオ・フルチ監督作品! 日本では、確か未公開。
初見は、レンタルVHSで。
詳細な記憶はなく、もしかしたら、早送りで見たかもしれません!?(笑)
だって、殺人犯が誰だったか、ぜんぜん、覚えてなかったんで!!(笑)
今回は、ようやく、ブルーレイで、まともに鑑賞!!
いやああ、これ、脚本がなかなかいいです!
フルチらしい、グチョグチョした残酷描写があるため、B級っぽさがあるんですが、もっとスタイリッシュに撮ってたら、かなりA級なサスペンス映画になったと思います!!
「世界残酷物語」のリズ・オルトラーニの音楽も、効果満点で、他のフルチ作品にはない、音楽の演出があるんで、これは、多分にオルトラーニの功績が大??(笑)
スピーディなサスペンス展開。
ミスディレクションが満載で、最後の最後まで、真犯人がわからない、うまい脚本。
主役の張れる大スターが何人も出てるのにもかかわらず、その誰もが主役ではない意外なストーリー。
これ、ある意味、奇跡的な傑作ですよ!!