VHSテープを巻き戻せ!

 

2014年公開! 今まで配信のみで、ビデオになってなかったので、見たくても見られなかったドキュメンタリーが、やっとWOWOWで放送!!

待望の初鑑賞です!!

ただ・・・・、ちょっと自分の思ってたものと違ってたんで、何か違和感があったんだけど、まあ、いいでしょう。(笑)

たぶん、この題材は、日本人が作ったほうが、もっと面白いものができたんじゃあないかなと。(笑)?

なんといっても、VHSの生みの親は、日本なんですから!!

自分も、早くからビデオには、興味があり、ベータとVHSの規格争奪戦にも巻き込まれ(笑)、いろいろと経験させてもらったけど(笑)、今となっては、いい思い出ですよ。(笑)

その後、VHD対レーザーディスクとか、HD DVD対ブルーレイとか、使うほうにとっては、いい迷惑な競争があったけど、一番勝利の行方が最後までわからなかったのが、ベータ対VHSだったと思う。

それぞれ良い点と悪い点があったんで、どっちもどっち。

しかし、途中から、映画ファンなら、VHSだなあああっていう考えが蔓延。

基本設計が2時間のVHSは、映画ソフトには最適なパッケージ!! VHS特有のザラつき、曇ったような映像でありながらも、画質は安定してるんで、安心して見ていられる! 

基本設計1時間のベータでは、テープ速度を半分に落とした2倍モード(いわゆるBⅡ)で対抗するしかなく、ここで、画質、音質にかなり差が出ることに!! 

VHSより、鮮明な映像を実現していながら、速度を半分に落としたことによる独特のノイズ(画面の右か左に現れるモアレ現象)と音質の劣化は、避けられず、見てて、不安と不満があり、イマイチ、映画にのめり込めず・・・。(笑)

レンタルビデオ屋も、VHSは置いてるけど、ベータは、VHSからコピーしたものを貸し出してる始末!(笑)

・・・・・・・

自分、最初は、画期的な機能と斬新なデザインに魅せられ、ベータ派だったんだけど、レンタルビデオを見るために、しかたなくVHSを買って、ベータハイファイで音が良くなったんで、またベータを買って、でも、VHSもハイファイ化され、その映画を見るために、VHSハイファイを買ってと、常に両方を持っておかないと、ダメな時代へと、突入してしまったんで、これ、ほんといい迷惑!!(笑)

生テープも、最初は、ベータのほうが安かったのに、VHSと同じになり、生産量の違いなのか、だんだんとVHSテープのほうが安くなっていく・・・。

 

また、VHSの3倍モードが開発され、1本のテープにたくさん番組が録れるようになったんで、テープも安いVHSのほうが、どう考えてもお得。

しだいしだいに、皆VHSへと傾いていく・・・・。(笑)

自分、最終的にベータが無くなりそうだと察知したとき、今まで録りためたベータテープを無駄にしないためにも、わざわざ、SONYのベータの最終機を新品で買いましたよ!(笑)

そのため、現在でも、ベータテープを見ることは可能。(笑)

 

やはり、改めて見ても、ベータのほうが、映像が鮮明なので、昔のTV番組を録ったものを久しぶりに見なおしても、その美しさにハっとすることがしばしば。(笑)

VHSは、今見ても、そうは感じない。(笑) 発色が冷めてる感じ。

ベータの基本設計が、最初から2時間だったら、ベータで規格が統一されていたとは思うけど、テープは、VHSより、大きくなっていたでしょうね。(笑)

 

さて、この映画。                                             VHSを今でも愛する、一般人と監督たちのインタビューばっかりなんだけど、うぉおおおおおおおおって思う、コレクターがいなかったのが残念!! なんか出てくる人みんな、普通なんですよ。(笑)

地下室いっぱいにVHSソフトが並べてあるとか、狭い部屋いっぱいに積み重ねてあるVHSソフトの山の中で寝てる人とか、そういう、自分が見てみたかった狂気じみた人(笑)は、いませんでした!! 普通、いるでしょ!?

(笑)

 

ちょっと物足りない、ドキュメンタリー。(笑)