悪魔の手毬唄

 

1977年公開!   

あの「犬神家の一族」に続く、新生 金田一耕助シリーズ第2弾!!

これも、昔TV放送で見たっきり。

WOWOW放送版で、ようやく、まともに鑑賞!!(笑)

こっちも、小説を先に読んでいた記憶があるので、思い出しながらの鑑賞となりましたが、やはり「獄門島」と同じ、感想です。(笑)

悪くないんだけど、ダラダラしている。

グイグイ物語を引っ張っていく、強烈な芯がない。

この不思議なつまらなさ(笑)の要因を考えたとき、

すぐに感じたことは、

「犬神家の一族」の島田陽子みたいな、魅力的な若いヒロインがいないってことにつきるんではないだろうかと!?(笑)

大物男優、大物女優ばかりに比重を置いた感のある「獄門島」と「悪魔の手毬唄」は、オールドファンには、見応えはあるけど、若者には、見るべきところがなくなっていたってことかな。(笑)

若いヒロインはいるのに、まったく生かされてない!!!

監督も若くないんで、どうしてもそういう傾向になっちゃうんだろうね?

そっちを重視してくれていれば、だいぶ雰囲気も変わって、面白くなったと思うのになああ。

残念!!

 

唯一の注目点は、この映画でも、スプラッターシーンがあることか!!(笑)

 

また、この映画も(笑)、昔TVで見たときのほうが、楽しめた感じ。 途中途中に入る、CMのおかげで、そのダラダラ感が寸断され、新たな気分で見ていけたからか?(笑)

 

ちなみに、この映画の予告編に、「ノストラダムスの大予言」の曲が使われてました!(笑) 必聴ですね!(笑)