獄門島
1977年公開!
あの「犬神家の一族」に続く、新生 金田一耕助シリーズ第3弾!!
昔、TV放送で見たっきり。WOWOW放送版で、ようやくまともに鑑賞!!
当時「犬神家の一族」は、劇場まで見に行って、楽しめたのにもかかわらず、こっちは、なぜか見に行ってない。(笑)
洋画のほうが、圧倒的に面白かった時代なんで、わざわざ金払ってまで、日本映画を見に行こうという気になれなかったのかな?(笑)
まあ、一番の理由は、まだ親に連れていってもらう年齢だったんで(笑)、よっぽど、見たいと思わせるもんじゃあないと、むずかしかったということか?(笑)
「犬神家・・・」は、TVドラマ「われら青春」のマドンナ島田陽子!が出ていたのが、強大な原動力となり、見に行ったしだい!!(笑)
順番的には、第2弾の「悪魔の手毬唄」から見るべきだったんだけど、自分勘違いして、こっちを先に見てしまいました!(笑)
当時は、横溝正史ブームだったんで、よっしゃ! 文庫本、全部集めて、読破してみようという勢い!(笑) 表紙の絵も不気味で、アート性抜群!表紙買いできる!! ← ・・・でも、結局、挫折・・・。(笑)
一気に買う金なんかないんで(笑)、数冊まとめて買って、読んで、また買おうという計画だったけど、あんまり面白くない作品に当たったり、続けて同じような展開では、読む気も失せ、食傷気味になり、停滞・・・。(笑)
結果的には、15冊程度で、終わったかな?(笑)
代表作といわれていたこの「獄門島」は、早くから読んでました!
だけど、推理小説は、やっぱり面白いですよねえええ。 おどろおどろしい残酷描写と、謎解きのスリル。 結果的に、話が面白くなかったにせよ、殺人のトリックとか、うならせるものが多々あり、読んでも損した気分にはならない!!
今回は、小説を昔読んでたんで、その記憶をだどる形になったんですが・・・・・、うーーーーん、よく出来てたけど、小説のほうが面白かったような・・・???(笑)
また、切れ味のいい編集なのにもかかわらず、なぜか展開にダラダラ感があるという不思議さ。(笑)
グイグイ、話を引っ張っていく、強烈な芯がないのかな?
しばらく再見してないけど、「犬神家の一族」のほうが、数倍面白かったような気がします!! こっちも、同じ監督だから、展開のペースは似てるはずなのに、そう思うのは、なぜなんだろう?
島田陽子と、スケキヨのインパクト、角川映画第1弾という若々しいエネルギーの力が、やはり大きかったのか!!??(笑)
← 市川崑監督、石坂浩二の金田一耕助シリーズの2作目以降は、角川映画ではない!!
唯一の注目点は、意外にスプラッターしてることかな!!(笑)
今、ちょっと、面白いことに気づいたんだけど、昔TVで見たときのほうが、楽しめた感じがするんですよ。(笑) きっと、途中途中に入る、CMのおかげで、そのダラダラ感が寸断され、新たな気分で見ていけたからなんだろうなああ・・・・・。(笑)