<SF映画 雑記>

 

ブレードランナー(インターナショナル劇場版) 

1982年公開!! 

「ブレードランナー」は、いろんなバージョンがあるので、予備知識をもたないと、何が何だかわからないと思うけど?(笑)、日本で初めて劇場公開されたバージョンは、のちのち、「ブレードランナー完全版」とか「ブレードランナー インターナショナル劇場版」とか、「国際版」って、呼ばれるようになるもの。

自分、「ブレードランナー」の初見は、そのバージョンで、名画座で見てます。

いやああ、驚きました!! 開巻早々からの特撮がものすごくて、圧倒!

超魅せられましたねええ。 正直、このビジュアルは、今でも超えられてないと思います! よって、初見時は、SF映画の傑作の1本!って評価!!

ヴァンゲリスの音楽も、素晴らしく、エンドタイトルのカッコよさにも痺れ、エンドクレジットにサントラが出ている表記があったので、見終わってからレコード店に直行したけど・・・・・。ない!! ない!! ない!!(笑)←なぜか、表記があったのにもかかわらず、実際サントラは、発売されなかった!!!(笑)←カバー演奏のニセサントラLPはあったけど、ニセモノなので、買わなかった!(笑)←だいぶたってから、CDを買って、聴いてみたら、やっぱり、印象が違い、特にエンドタイトルの痺れた曲は、ひどい演奏で、ガッカリ!! ←公式サントラは、1989年にヴァンゲリスの作品集CDに3曲のみ、正真正銘の公式サントラCDは、1994年になってから!!!

両方とも、発売と同時に買いましたよ!(笑)←ホンモノで聴けたエンドタイトルは、やはり最高!!

 

劇場の次に見たのは、ビデオで、確か輸入レーザーディスクだったと思う。持っていた記憶はあったんだけど、現時点で探しても見つからない?(笑) 不思議不思議・・・。

その次は、レンタルVHSで。

それ見て驚いたのは、劇場版で見た残酷シーンが、カットされていたこと!! (先に見ていた輸入レーザーディスクにはあり。)

これが、けっこう日本のマニアでは、問題になり、ザワザワと。(笑)

なんでも、アメリカでは、暴力描写に厳しく、規制によりカットしたバージョンを作って、劇場公開してるらしく、ソフト化の際は、そのバージョンが使われたらしい。日本は、当時は、規制が緩く?(笑)、劇場では、オリジナル版のまんま公開!

バージョン違いの迷走にはまってしまった瞬間です!!(笑)

今回、超久しぶりに、最近買った激安中古DVDで、その日本の劇場で公開された、インターナショナル劇場版を見てみました。

ワークプリント版を見た、翌日に見たので、実に新鮮。

違いもよくわかりました!!

こっちは、ナレーション入りで、ラストも、ハッピーエンドっぽい、爽やかなもの。

(ワークプリント版、ディレクターズ・カット版、ファイナル・カット版は、ナレーションなし(ワークプリント版のみ一部ナレーションあり)、ダークで、バッド・エンドっぽい終わり方)

 

ワークプリント版の衝撃が強すぎて、自分としては、このインターナショナル版、今までの考え方を変えて、ちょっと違うんじゃあないのかなああと思いました!!

←初見のときは、傑作!だああって思ったのにね!!(笑)

←なおかつ、2017年に劇場でファイナル・カット版を見ているのに、そのときは、何も感じなかった!!??(笑)

よっぽど、自分、このワークプリント版の荒っぽさに引かれてしまったんだろうねえええ。(笑)

←ファイナル・カット版は、あまりにもうまくできすぎて、完璧だったんで、それが、かえって印象に残らなかった要因になってしまったんだと、分析。(笑)

あばたもエクボとは、このことか・・・。(笑)