<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>

 

インナースペース

1987年公開!  

音楽は、ジェリー・ゴールドスミス!!

先日見た、「ミクロの決死圏」が、意外にも?、こんな駄作だったっけええ!?ってビックリしたので(笑)、なんか早急に口直しが必要となり、急遽、見たくなった作品!!(笑)

WOWOW放送版で、鑑賞。

初見は、劇場で見ました! 

自分、1976年公開の「オーメン」(アカデミー作曲賞受賞)から、ゴールドスミスのファンになり、サントラを集め始めてからは、必ず、彼の音楽作品は、リアルタイムで劇場に見に行くようにしてました!! そして、彼のクレジットが出たときは、すかさず拍手です!(笑) エンニオ・モリコーネも同様。(笑)

友達と見に行ったときも、いっしょに拍手してくれとお願いして、うぉおおおおおぅ、パチパチパチィィィィィィっって、場内を盛り上げたものです!?(笑)

映画を見てて、ゴールドスミス、モリコーネのクレジットが出たときにだけ、なぜか拍手があがってた!っていうご記憶のある方、その拍手をしていたのは、実は、私です!!(笑)

 

音楽的には、残念ながら、あまり印象に残ってなく、サントラレコードも、「グレムリン」同様、当時流行りのポップ&ロック曲との混合。   せっかくのゴールドスミスサウンドも、アルバムではオマケ程度でしか聴けない不満あり。←のちに、スコアだけのCDが発売されました!!

・・・まあ、いずれにしても、この「インナースペース」の音楽は、誰の好みか知らないけど?(笑)、もともとロック曲に比重を置いていて、主要な場面とエンドタイトルに、ゴールドスミスの作曲ではない、ロッド・スチュアート!の歌を大々的に使っている大変珍しいモノ。(笑)

ゴールドスミスも、不服だったのではないでしょうか・・・???

私の知る限り、こういう使い方は、あと「合衆国最後の日」くらいだったと思う。

もっとも、こっちは、メインとエンドタイトルだけで、ビリー・プレストンの歌が流れます。

 

・・・・さてさて、この映画、人間を縮小して、人間の体内に入る、もうひとつの「ミクロの決死圏」 映画で、当然、無難なコメディ調に仕上げられており、やっぱ、超奇想天外な話は、大真面目に作っちゃあダメだっていうことが、両者を見比べて、実証されました!!(笑)

ぜんぜん、こっちのほうが、シックリくるし、楽しめます!!

笑えるし、カーアクションも、けっこう迫力あり!!

 

もし、今後「ミクロの決死圏」をリメイクするんだったら、コメディ映画にするのが、正解ですネ!!(笑)

 

それにしても、人間の体内って、こんなにも、どす黒くて汚いのは、どういうわけ??

ジョー・ダンテ監督とか製作総指揮のスピルバーグの好みなのか???(笑)

「ミクロの決死圏」は、美しくて神秘的に見せようとしてたみたいだけど?・・・・今見ると、どういうわけだか、高校の文化祭でよく見る演劇の美術セットみたいで? チープすぎます!!(笑) 当時最高の技術が投入されたはずなのにね!?

昔のアナログ特撮と今のCGI特撮とを見比べて感じる、違和感、技術の差と同じことか・・・・。